DeNAが「スペシャルアドバイザー」を新設!
「ハマの番長」の愛称で親しまれている、元横浜DeNAベイスターズの三浦大輔さんが、古巣DeNAに新設される「スペシャルアドバイザー」に就任する。1月27日、横浜市の球団事務所で就任式が行われた。
スポーツを切り口とした“横浜”の街づくり
横浜DeNAベイスターズの岡村信悟代表取締役社長は、三浦さんに就任を依頼した経緯について「三浦さんは、一人のプロ野球選手というだけでなく、25年という長きにわたり、横浜の象徴として活躍を続けた方。スペシャルアドバイザーにふさわしいと考えた。また、ファンの皆さんはベイスターズ=三浦さんと思っている。そのような存在の方がベイスターズと関わっていることで、安心されるのでは」と説明した。
今回新設されたスペシャルアドバイザーとは、どういう活動をするのか。岡村社長によると、「野球・横浜・横浜DeNAベイスターズの3つの軸でアドバイスをいただき、貢献していただきたいと考えている。“野球”は元気を与えるスポーツであり、野球振興活動を通じて、特に子どもたちの未来を一緒に築いて欲しい。そして、スポーツを切り口として、“横浜”の街づくりやにぎわいづくりに一緒に貢献したい。また、横浜DeNAベイスターズに対しては、他球団や海外の球団、他のスポーツを視察してもらい、知見を広めてフィードバックして欲しい。球団を離れた三浦さんと新しい関係を築きながら、球団、横浜、これからの野球の未来について考えていきたい」とのこと。
横浜の街、野球を盛り上げ、もう一度…
三浦さんは就任にあたり、「球団と一緒に、横浜の街、野球を盛り上げていければ、という気持ちでありがたく引き受けた。選手として関わってきた野球を、また違った角度から見てみたい。18歳で横浜に来て、1998年の優勝時の横浜全体の盛り上がりは忘れられない。現役中に“もう一度”とはならなかったが、自分自身成長して、盛り上げる力になりたい」とコメントした。
今後の具体的な活動内容については、話し合いをしながら決めていくとのこと。アメリカメジャーリーグ視察のほかにも、他のスポーツやエンターテインメントにも視野を広げ、「地域とどのように関わっているか、見聞きしたい。そして横浜の街に恩返ししたい」と三浦さんは意気込みを語る。
横浜を愛し、横浜に愛された三浦さんの25年間のプロ野球人生を振り返る、写真集&ドキュメンタリーDVD「永遠番長」は、2月5日(日)より発売開始となる。くわしくは⇒こちら
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