20~50代会社員300人調査! 現在の貯金額最多は「100~500万円未満」、老後資金のためのサービス、2位は「NISA」、1位は?

VARUE FIRSTは、20~50代の会社員300人を対象に実施した、現在の貯金状況や老後の生活資金に関するアンケート調査結果を発表しました。現在の貯金額や退職後の生活に向けて資金面で実践していることなど、気になる老後資金についての実態を調査しました。

VARUE FIRSTは6月24日、20~50代の会社員300人を対象に2021年3月に実施した、現在の貯金状況や老後の生活資金に関するアンケート調査結果を発表しました。現在の貯金額や退職後の生活に向けて資金面で実践していることなど、気になる老後資金についても調査しました。
 

月々の手取り金額、1位は「10~20万円未満」

月々の手取り金額、最多は「10~20万円未満」
月々の手取りで最も多かったのは、「10~20万円未満」。20代が最も多く、30~50代でも20~35%を占めました。派遣社員やアルバイト・パートなどの雇用形態で働いている人の割合が多いことも推測できます。次に多かったのは30代に最も多い「20~30万円未満」でした。「30~50万円未満」は40代、「50万円以上」は50代が最も多く、基本的に年齢が上がるほど手取りも増えている傾向にありました。
 

20~50代会社員300人の「現在の貯金額」は「100~500万円未満」が最多

20~50代会社員の「現在の貯金額」
「現在の貯金額」として、最も多かった回答は「100~500万円未満」で21.7%を占めました。次に多かったのは「1,000万円以上」の19.7%。年代別に見ても、「100~500万円未満」を貯金している人はどの年代でも最も多く、貯金額として平均的とも言えそうです。

これまでの積み重ねがある分、50代は貯金額が多い人の割合が高く、1000万円以上貯めている人は50代で最も多くなっていました。一方で、貯金額が「10万円未満」の人は50代男性が約半数を占め、50代は貯金ができている人とできない人の差が最も激しく出た年代となりました。
 

老後資金のために利用しているサービスは? 1位は「個人年金保険」

老後資金のために利用しているサービス
老後資金対策のために、約6割の人が何らかのサービスを利用していることがわかりました。最も多かったのが、通常の年金に加えて積み立てができる「個人年金保険」。次いで、「NISA・つみたてNISA」、「株式投資」が続きました。一方、「老後の資金対策は行っていない」と回答した人は38.7%を占めました。
 

老後の生活……金銭面で「不安」と回答した人は約6割

金銭面において、老後の生活は安心?

金銭面において、老後の生活は「安心できる」と回答した人は14%、「不安」と回答した人は62%でした。特に、「非常に不安」と回答した人は20代・30代男性に多く、年金の受給額や受給年齢の変動なども危惧していることがうかがえました。

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