
その中から、「花火の芸術性が高いと思う九州の花火大会」ランキングの結果をご紹介します。
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2位:かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会(鹿児島県)/52票
雄大な桜島を背景に、2025年8月23日に開催される「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」は、自然と一体化した芸術性の高さで知られています。音楽との同期、色彩のグラデーション、タイミングの緻密な構成が織りなす打ち上げは、まさに舞台芸術のよう。約1万5000発の花火が、夜空をキャンバスにして見る者の感情を揺さぶります。視覚の美しさだけでなく、心に余韻を残す演出力がこの大会の魅力です。
回答者からは「花火師さんのこだわりが濃いと旅行誌で読んだから」(50代女性/愛知県)、「音楽とシンクロした演出や、桜島を背景に計算された打ち上げ構成など、まるで一つのショー作品のような完成度です。色彩や間合い、リズムの演出も美しく、ただの打ち上げ花火ではなく“魅せる花火”として芸術性の高さを感じます」(30代女性/東京都)、「桜島を背景に、日本中から集まった最高峰の花火師たちがつくる芸術玉を1時間ノンストップで打ち上げるからです」(60代男性/愛知県)といった声が集まりました。
1位:筑後川花火大会(福岡県)/59票
2025年は8月5日に開催される「筑後川花火大会」は、福岡県久留米市の歴史ある大会でありながら、年々新たな試みが盛り込まれ、芸術的な演出が多くの観客を惹きつけています。夜空一面を染める打ち上げ花火の色彩は、まるで1枚の絵画のよう。約1万5000発の花火が空と川を同時に彩り、視覚と聴覚を刺激するダイナミックかつ繊細な表現は、“夜空のアート”という称号にふさわしいでしょう。
回答者からは「音と上手に演出を重ねているので、伝統と現代の組み合わせができていて芸術性が高いと感じます」(20代女性/東京都)、「様々な種類の花火があがります!大きい花火や絵が書いてある花火はみていて楽しいです!」(30代女性/東京都)、「350年以上の歴史を持つ由緒ある花火大会だから花火師の芸術も光る」(40代女性/長崎県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。