好き&行ってみたい「北海道の美術館」ランキング! 「札幌芸術の森美術館」と同票数の1位は?【2025年調査】

All About ニュース編集部は7月11~14日、全国の20~60代の男女250人を対象に「各地方の美術館」に関するアンケート調査を実施。その結果の中から、今回「好き&行ってみたい美術館<北海道版>ランキング」1位に選ばれたのは?

好き&行ってみたい「北海道の美術館」ランキング
好き&行ってみたい「北海道の美術館」ランキング

旅先でふと立ち寄った美術館で、思いがけず心動かされる作品に出会った――そんな経験はありませんか?全国には、建物自体がアートのような美術館や、その土地ならではの魅力が詰まった施設が数多く存在します。

All About ニュース編集部は7月11~14日、全国の20~60代の男女250人を対象に「各地方の美術館」に関するアンケート調査を実施。その結果の中から、今回は「好き&行ってみたい美術館<北海道版>ランキング」を発表します。

>8位までのランキング結果を見る

3位:北一ヴェネツィア美術館/38票

3位には、「北一ヴェネツィア美術館」が選ばれました。

小樽市にある「北一ヴェネツィア美術館」は、イタリア・ヴェネツィアの華やかな文化を紹介する美術館です。実在する「グラッシィ宮殿」をモデルにした建物は、中世ヨーロッパの宮殿を思わせるような落ち着いた上品さが魅力的。館内には、ヴェネツィアの職人による約3000点ものガラス作品や、当時の暮らしを伝える家具や調度品が並び、静かに異国の空気を感じることができます。

回答者からは「名前が独特だと思ったからです」(20代男性/東京都)、「ヴェネツィアが好きなので行ってみたいです」(30代女性/奈良県)、「北一ヴェネツィア美術館でしか見られないような美しいガラス工芸が数多く展示されているから」(20代女性/兵庫県)、「美術館自体が華やかで、非日常的な体験ができそうだから」(30代女性/愛知県)などの声が上がりました。

同率1位:札幌芸術の森美術館/69票

同率1位には、「札幌芸術の森美術館」がランクイン。

札幌市南区、緑豊かな丘陵地に広がる「札幌芸術の森美術館」。野外彫刻や現代アートの鑑賞だけでなく、工芸体験やワークショップなどの参加型プログラムも充実している美術館です。広い敷地内にはさまざまな施設が点在し、本館では国内外の近現代アートを中心に、常設展や定期的な企画展を開催。野外美術館では森林や芝地の中に約70点の彫刻作品を展示しています。さらに、野外ステージでのコンサートなど、芸術と自然を楽しむ仕掛けがたくさん詰まっています。

回答者からは「野外の展示もあり、見どころが多いと思いので気になります」(20代女性/愛知県)、「森の中にクラフト工房があって面白そう」(60代女性/滋賀県)、「札幌出身の友達から野外が素敵と聞いているので」(50代女性/神奈川県)、「自然の中にアートがあるので、ゆっくりと鑑賞できそうだから」(40代女性/愛媛県)などのコメントが上がりました。

同率1位:北海道立近代美術館/69票

同率1位に選ばれたのは、「北海道立近代美術館」でした。

札幌市中央区にある「北海道立近代美術館」。北海道ゆかりの画家や彫刻家の作品をはじめ、ガラス工芸や「エコール・ド・パリ」の作家たちによる作品など、多彩なジャンルのコレクションが楽しめます。また、国内外のユニークな作品を紹介する特別展も定期的に開催。敷地内には、約70点の彫刻作品が並ぶ野外美術館もあり、自然の中でゆったりとアートに触れられるのも魅力です。

回答者コメントでは「自然と調和した建物で、近代美術が楽しめる」(20代女性/東京都)、「近現代の北海道の作家にも焦点をあてていて、コレクションのバランスがよく、企画展も粒ぞろいだから」(40代男性/静岡県)、「北海道を代表する美術館だと思うから」(50代女性/新潟県)、「モネ、ゴッホなどの有名なのが展示されてるから」(20代女性/熊本県)などと、ありました。

※回答者からのコメントは原文ママです
 
この記事の筆者:児玉 友梨 プロフィール
1987年東京都生まれ。フリーライター。地方に移住し、農業の傍ら地域の魅力や暮らしに役立つ情報を中心に寄稿しています。

次ページ
8位までの全ランキング結果を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    バカリズム脚本の映画『ベートーヴェン捏造』を見る前に知りたい5つのこと。日本人でも違和感がないワケ

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    ハリポタファン大集合! 西武鉄道で行く「バック・トゥ・ホグワーツ」特別イベントの模様をリポート

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    暑すぎて「北向き」物件が注目される日本、同じく酷暑でもヨーロッパで「南向き」が好まれるワケ

  • 世界を知れば日本が見える

    【解説】参政党躍進に“ロシア系bot”疑惑、証拠なく“自民党の情報操作”との見方も