
第2位:森ビル
2位にランクインしたのは、総合デベロッパーとして六本木ヒルズや表参道ヒルズ、虎ノ門ヒルズなどの都市再開発プロジェクトで知られる森ビルです。理系女子から人気の理由には、建築や都市計画の知識を生かせる職種が多いことや、働きやすい環境が挙げられます。また、インターンシップを通じて先輩社員との交流が深まり、女性社員が活躍する姿勢が学生にとって魅力的なポイントとなっているようです。
第1位:丸紅
総合商社として多岐にわたる事業を展開している丸紅が、前半戦調査に続き1位となりました。特に女性活躍推進への取り組みが高く評価されています。同社は、「女性活躍推進2.0」という方針を掲げ、キャリアパスを強化し、意思決定ポストへの道を広げる「タレントパイプラインの拡張」に注力しています。また、新卒採用における女性比率目標を50%に引き上げるなど、女性が長期的に働きやすい環境整備も進めています。
さらに、「Career Vision採用」という配属先を明示した採用方式や、新広告シリーズ「できないことは、みんなでやろう。」といった学生世代に響く施策も人気の要因といえるでしょう。
総合商社5社がトップ10に
丸紅は前回の調査に続いて1位になりました。三井物産が3位、伊藤忠商事が4位、三菱商事が5位、住友商事が6位と、大手商社5社がトップ10に入っています。森ビル(2位)、NTT都市開発(7位)、三菱地所(8位)、東京建物(10位)という不動産会社4社もトップ10に入り、国内市場向けで業績がいい不動産業界は引き続き人気となっています。