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第2位:伊藤忠商事
伊藤忠商事は1858年に創業し、2024年1月時点で世界61ヶ国に約90の拠点を持つ大手総合商社です。繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融など幅広い分野でビジネスを展開しています。2022年度の決算において、エネルギー・化学品、食料、住生活、金属といった幅広い事業分野で収益が大幅に増加しました。伊藤忠商事は「朝型勤務」をはじめとする働き方改革にも前向きに取り組んでおり、こうした姿勢が性別を問わず多くの学生から支持を集める理由の1つとなっています。
第1位:三菱商事
三菱商事は1950年に設立され、全世界に約120の拠点を持つ総合商社です。天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発などの事業を展開しています。三菱商事は「入社が難しい有名企業」として知られており、五大商社の中で最も就職難易度が高いとも言われています。
就活トレンドに大きな変化なし
今回のトップ30企業の顔ぶれは、前回の「2026年卒秋冬期 就職人気企業ランキング」と比較しても大きな変動は見られませんでした。30位未満からトップ30入りを果たしたのはわずか4社のみであり、学生の就職先選びの傾向に大きな変化がないことがうかがえます。これは「売り手市場」が継続する中でも、上位大学の学生が安定性と将来性を重視した企業選びを行っていることの表れと言えるのではないでしょうか。
※最上位大学:東京大学・慶應義塾大学・早稲田大学・一橋大学・東京科学大学(旧東京工業大学)・京都大学・大阪大学・神戸大学・北海道大学・東北大学・名古屋大学・九州大学を指す(大学生、大学院生が対象)