
All About ニュース編集部は2月26日〜3月6日の期間で、全国10〜70代の男女238人を対象に「大河ドラマ出演俳優」に関するアンケート調査を実施しました。今回はその中から、「明智光秀」がハマり役だった俳優ランキングを発表します。
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2位:市村正親『江~姫たちの戦国~』(22票)
2位は、2011年放送の『江~姫たちの戦国~』で明智光秀を演じた、市村正親さん。上野樹里さんが主演を務めた同作は、織田信長の妹である市の娘・江の波乱万丈な生涯を描いたドラマ。市村さんは、豊川悦司さんが演じる織田信長に虐げられ、葛藤の末に謀反を起こす苦悩に満ちた明智光秀を演じ、視聴者の共感を呼びました。回答者からは、「信長に叱責される明智光秀のみじめさを見事に演じていて苦悩する様子がよく伝わって来たから」(70代女性/香川県)、「明智光秀は、複雑な内面を持つ人物として描かれることが多いです。市村正親さんは、その繊細な感情表現に長けており、光秀の苦悩や葛藤を丁寧に演じることができます」(30代女性/北海道)、「光秀の持つ、どこか謎めいた雰囲気や、人を惹きつけるカリスマ性を魅力的に表現できる」(50代女性/東京都)などの声がありました。
1位:長谷川博己『麒麟(きりん)がくる』(135票)
1位は、2020年放送の『麒麟(きりん)がくる』で主人公・明智光秀を演じた長谷川博己さん。織田信長に仕え、謀反を企て「本能寺の変」を決行するまでの謎に包まれた光秀の半生を通して、さまざまな英傑たちが天下を狙って争う姿が描かれます。主君に背いた裏切り者のイメージも強い光秀ですが、長谷川さんが演じた情に厚い光秀像によって、今までのイメージが覆されたという視聴者も多かったようです。回答者からは、「今までの明智光秀のイメージを変えて優しい雰囲気があって良かったから」(30代男性/神奈川県)、「もしかしたら明智はこういう人だったのかなと思える演技だったから 信長を睨むシーンは印象的だった」(50代男性/愛知県)、「長谷川さんの演技や表情が的確で、納得のいく明智光秀だったように思います」(50代女性/埼玉県)などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。