
All About ニュース編集部は2月26日〜3月6日の期間で、全国10〜70代の男女238人を対象に「大河ドラマ出演俳優」に関するアンケート調査を実施しました。今回はその中から、「豊臣秀吉」がハマり役だった俳優ランキングを発表します。
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2位:西田敏行『おんな太閤記』(33票)
2位は、1981年放送の『おんな太閤記』で豊臣秀吉を演じた、西田敏行さん。同作は、佐久間良子さんが演じる豊臣秀吉の正妻・北政所“ねね”の生涯を描き、さまざまな女性にスポットを当てたひと味違う戦国ドラマ。西田さんが愛情たっぷりな様子でねねに呼び掛ける「おかか」という言葉が話題になりました。西田さんは、権力を握ると同時に支配欲が増し、人間性が変わっていく秀吉を好演しています。回答者からは、「人間味があり百姓から天下人まで登り詰める姿がありありと伝わりました」(50代男性/大阪府)、「『おかか』が流行語になったように、田舎者がのし上がっていく過程を見事に演じておられたように思います」(60代女性/岡山県)「憎めない秀吉だったなぁと。ねね様役とピッタリでした」(50代女性/和歌山県)などの声がありました。
1位:竹中直人『秀吉』『軍師官兵衛』(98票)
1位は、1996年放送の『秀吉』で主演を務めて秀吉を演じた竹中直人さん。さらに、2014年放送の『軍師官兵衛』でも大河ドラマで2回目の秀吉役を演じました。『秀吉』では明るくエネルギッシュな秀吉を演じて人気を博し、『軍師官兵衛』では岡田准一さんが演じる黒田官兵衛にとってのキーパーソンの1人として、秀吉の闇の部分をも豊かに表現しました。回答者からは、「この方の秀吉が強烈過ぎて他の方の秀吉だと物足りなくなってしまったから」(40代女性/三重県)、「コミカルだけどシリアスも重厚感があり秀吉にピッタリだったと思う」(30代女性/宮城県)、「秀吉の好奇心旺盛な部分や、負けず嫌いで賢さを持った人物像を見事に演じており、視聴者に強く印象を残すキャラクターとなっています。彼の演技には、計算された頭脳戦だけでなく、どこか親しみやすさがあり、視聴者との距離を縮める要素が多かったです」(30代女性/秋田県)などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。