24時間から72時間にパワーアップしたダイソーの「災害備蓄用ライト」

乾電池も充電もなしで光る「災害備蓄用ライト」。以前よりダイソーで販売されていましたが、以前のものは発光時間が24時間でした。新しく72時間のものも発売されたということで、今回はその特徴や効果をご紹介します。

災害備蓄用ライト 24時間
・価格:税込110円・JANコード:4549131764710
・商品サイズ:1.5cm×1.5cm×18cm
災害備蓄用ライト 72時間
・価格:税込220円・JANコード:4967574598288
・商品サイズ:1.76cm×1.76cm×18cm
「災害備蓄用ライト」24時間も72時間も共通している点
まずは、災害備蓄用ライトで24時間タイプも72時間タイプも共通している点をご紹介します。つり下げ用フックがついている

折って中の液体を混ぜることで発光する

使用推奨期限がある

水中での使用も可能

想定外の結果を叩き出した「災害備蓄用ライト」の検証
従来の24時間タイプがさらにパワーアップして72時間のものも発売されたので、どれくらいの明るさを保てるのか試してみました。ウォークインクローゼットを閉め切っているので、光はほとんど入ってこない状況での検証です。発光し始めたときの状態がこちら。どちらもかなりの明るさです。

丸1日(24時間)がたってもどちらも同程度に光っていました。丸2日たっても丸3日(72時間)たっても……。以下の画像は、各左上の数字が経過した日数を表しています。

その後72時間タイプは「いつ消えるのだろう」と思うほどに発光し続け、1カ月後にようやくほぼ消えた状態になりました。予想外の発光時間でした。

ダイソーの「災害備蓄用ライト」を使ってみた感想
発光時間がそれぞれ24時間(1日)、72時間(3日)という「災害備蓄用ライト」ですが、実際にはそれ以上に発光し続ける結果となりました。2011年の東日本大震災後の原発事故による計画停電、2018年に北海道の広範囲で起こったブラックアウトを経験した人は分かるかと思いますが、町全体が停電になると夜は本当に真っ暗になります。
ダイソーの災害備蓄用ライトは、懐中電灯のように遠くまで照らしたり、ランタン型ライトのように広範囲を照らしたりするタイプの光り方ではありません。しかし、まったく明かりがないところで自分の足元を照らしたり自分の存在を示したりするのには十分過ぎる光量です。コンパクトで軽いものなので、いつ何が起こってもいいように防災リュックに入れておくのはもちろんのこと、車の中や勤務先などいくつかに分けて持っていてもいいのではないでしょうか。