日本最大級の女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」を運営するネットネイティブは12月7日、約10万票(うち女性91.7%)の読者アンケートに基づいた、2024年「今年の顔」を発表しました。単なる人気投票ではなく、読者から寄せられた声を参考に、2024年の「モデルプレス」内での記事露出回数などを加味して選出された2024年「今年の顔」15組を紹介します。
大谷翔平
ロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平選手。2024年は、MLB史上初のシーズン50本塁打、50盗塁の「50-50」達成、チャンピオンを決定するワールドシリーズでドジャースの4年ぶり8度目の制覇に貢献するなど、常に“最高”を更新し続ける姿が報道されました。プライベートでは、2月末に元女子バスケットボール選手・田中真美子さんとの結婚を電撃発表。お似合い夫婦と愛犬のデコピンくんとの仲むつまじい様子にも注目が集まりました。大谷選手に投票した人からは、「有言実行! 限りある体力年齢のなかで、最高到達点を目指して努力している姿がカッコ良い!」「世界で活躍するメジャーリーグプレイヤーとしてだけでなく、多くの人に夢と希望を与え、日々の活躍で毎日のようにニュースになっていました。日本の宝として記録更新し続ける偉業を讃え投票しました」「真美子さんがデコピンを抱えて大谷さんを迎えに行く姿は何度見ても微笑ましい。大谷さんの表情が緩む瞬間にほっこり」などのコメントが寄せられました。
伊藤沙莉
俳優の伊藤沙莉さん。2024年の人気ドラマを代表する作品、4月から放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』で主人公・寅子を演じました。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち よしこ)さんをモデルにしたオリジナルストーリーでは、女性差別の時代の中で、自身の「はて?」と感じた疑問を隠さない寅子の姿が共感を呼びました。大みそか恒例の『NHK紅白歌合戦』では初の司会を担当します。投票者からは、「伊藤沙莉でなければ寅子という役は成立しなかった。あれほど個性爆発の登場人物がいても、やっぱり『虎に翼』の真ん中にはいつも寅子がいた」「何よりも朝ドラ『虎に翼』の主役として本当に素晴らしい演技を見せてくれたと思います。とても忙しく疲れているだろうに常に元気で楽しそうな姿にこちらも元気をもらっていました」「朝ドラ『虎に翼』の主演で素晴らしい演技を見せて、かつ、この作品を通じて様々な現代につながる問題を社会に提起したため」などのコメントが寄せられました。
平野紫耀
歌手、俳優、タレントとして活躍する平野紫耀さん。神宮寺勇太さん、岸優太さんと共に1月1日にアイドルグループ「Number_i」(ナンバーアイ)としてデビューを果たし、世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ」に進出、大みそか恒例の『NHK紅白歌合戦』出演が決定するなど大活躍の1年でした。さらに、イヴ・サンローラン・ボーテ、ルイ・ヴィトン、サントリーなど数々のブランドの顔として国際的な活躍が目立ち、平野さんが身に着けるアイテムは軒並み“爆売れ”。多くの企業が争奪戦になるカリスマ的存在を発揮しました。投票者からは、「『渋谷がずっと平野紫耀の看板だらけ』というほど見ない日はなかった。出演したCMの商品も大ヒットで、ネット上でも話題の中心に常にいた」「元旦にデビューして快進撃が続いているから。デビューと共に、LVパートナーシップ、YSLアジアアンバサダー、日本人初の店舗ビジュアルに起用。その他続々とCM起用があり、数々の企業にもファンにも愛されてる人だと感じたから」「Number_iとして活動を新たにスタートして、雑誌の表紙からアンバサダー、フェス出演など幅広いフィールドで活躍していて至る所で目にしました」などの声が集まりました。
NewJeans
韓国の5人組ガールズグループ「NewJeans」(ニュージーンズ)。6月には、デビュー後最短期間での東京ドーム公演を果たし、ハニ(HANNI)が松田聖子の『青い珊瑚礁』カバーを披露するなど、日本の音楽シーンでさらに知名度と人気が上昇。所属レーベルの大元であるHYBEとプロデューサーであるミン・ヒジン氏との間で対立が起き、今後について不透明な状態に置かれていることでも大きな関心が寄せられています。投票者からは、「ビジュアル・ファッション・楽曲…どれをとっても頭一つ抜けていて、圧倒的なセンスと本人たちの実力で全員が好きになった」「今年も大活躍、ドーム公演の『青い珊瑚礁』などが大バズりし、日本の地上波でも様々なカバー曲を披露した」「K-POPアイドルが昭和歌謡を歌う姿が新鮮で印象的。その影響で昭和歌謡の魅力が新たに発掘されたから」などの声がありました。
Mrs. GREEN APPLE
3人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」(ミセスグリーンアップル)。テレビアニメ『忘却バッテリー』(テレビ東京系)のオープニングテーマ『ライラック』から5カ月連続リリースを果たし、2024年以前にリリースされた楽曲も含めて計20作品が1億回再生を突破しています。7億回再生を記録した『青と夏』をはじめ、“青春ソング”といえば挙げられる楽曲を数多く世に送り出し、「国民の青春」を創る最強バンドとして、さらにファン層を拡大しています。投票者からは、「いつも聴いていた。どこでも流れていた。テレビにもいつも出ていた。すごい数のタイアップだった。毎日楽しかった」「5ヶ月連続リリースにスタジアムツアー、映画、定期公演まで行いながら、個々の仕事もこなし、知らない人はいないアーティストに。今年の飛躍はずば抜けていたと思います」「ほぼ毎月ライブを開催していて、映画化だったり、定期公演だったり、再生回数の伸びがすごかったりで、今日本一聴かれるアーティストだから!特に大森さんは突発性難聴と戦いながらもファンに音楽を届けていてかっこいいし、メンバーの若井さん、藤澤さんも大森さんを支えてあげていて素敵だと思ったから!」などのコメントが寄せられました。
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この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。