今回は、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが「AirPodsがぶちぶち切れる場合の原因と対処法」をご紹介します。
(今回の質問)
AirPodsの音がぶちぶち途切れます。原因と対処法を教えてください。
(回答)
こうした症状には、Bluetooth接続の不具合や干渉が原因である場合が多いです。デバイスとの接続のし直し、ペアリングの再設定、AirPodsの再起動などが有効です。
また、接続しているデバイス側の不具合の可能性も考えられますので、iPhoneやMacなどのデバイス側の再起動を試すのもありでしょう。
AirPodsの音が途切れる原因は?
AirPodsの音が途切れる原因の多くは、デバイスとの接続状況の不具合だと考えられます。しかしバグや故障、設定の問題など考えられる原因は多岐にわたるので、確実に特定することはなかなか難しいでしょう。地道な作業になりますが、以下で紹介する不具合時の対処法(iPhoneと接続して使用している場合)を試していくのが良さそうです。物理的な距離を近づける
AirPodsとiPhoneの距離が離れ過ぎていると、接続が途切れ途切れになってしまいます。もしiPhoneが離れた場所にあるなら、近づいてみて、物理的に距離を縮めてください。iPhoneのBluetoothをオフ→オンにする
iPhoneのコントロールセンターを開き、Bluetoothをオフにします。数秒後、改めてBluetoothをオンにして、AirPodsに接続します。Bluetoothを一度オフにすることで、軽微な不具合であれば解消される可能性があります。電波干渉が少ない環境に移動する
Bluetoothは2.4GHz帯を使用しており、同じ周波数帯のWi-Fiや電子機器の影響を受ける可能性があります。特に、混雑した場所やWi-Fiルーターの近くでは、音が途切れることも。また、電子レンジなども接続が不安定になる原因になります。他のBluetooth機器やWi-Fi機器から離れて使用して、症状が改善されるか試してみてください。ファームウェアの更新
AirPodsのファームウェアが古い場合、不具合の原因となることもあります。更新ができているかを確認しましょう。もし最新のファームウェアでない場合は、アップデートを行うのですが、手動ではアップデートできません。「AirPods が充電中で、Wi-Fiに接続されている iPhone、iPad、または MacのBluetoothの通信範囲内にある間に、自動的に配信される」とされていますので、この条件を満たした状態で更新されるのを待ちましょう。
解決しない場合は「AirPods」の初期化を
上記の対処法で解決しなかった場合は、AirPodsを初期化してみるのがいいでしょう。手順は以下のとおりです。1. AirPodsを充電ケースにいれて、ふたを閉めて30秒ほど待つ。
2. AirPodsとのペアリングを解除する。iPhoneのBluetooth設定画面から、AirPodsの横にある「 i 」をタップし、「このデバイスの登録を解除」をタップする。
4. ケースの背面にある設定ボタンを15秒ほど長押し。ステータスランプが「オレンジの点滅」→「白い点滅」と切り替わるまで押し続ける。
これでAirPodsとの再接続が可能になります。なお、AirPods 4の場合は設定ボタンが前面にあり、リセットの操作も異なります。「ダブルタップ:白い点滅」→「さらにダブルタップ:オレンジの点滅→白い点滅」という順番になりますのでご注意ください。
設定方法はAppleの公式Webサイトにも記載があるので、併せて参考にしてみてくださいね。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
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