「横浜18区で60代が暮らしやすいと思う区」ランキング! 2位「金沢区」、1位は?

All About ニュース編集部は、全国の10~70代の男女を対象に「横浜18区」についての独自調査を実施。「60代が暮らしやすいと思う区」ランキングの結果を紹介します。

All About ニュース編集部は6月26日~9月16日の期間、全国の10~70代の男女251人を対象に「横浜18区」についてのアンケートを実施。「60代が暮らしやすいと思う区」ランキングの結果を紹介します(画像は筆者撮影)。

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第2位:金沢区

横浜市の中でも古い歴史がある金沢区。画像は称名寺
横浜市の中でも古い歴史がある金沢区。画像は称名寺

金沢区は1948年に磯子区の一部を分割して誕生しました。金沢区のある場所は800年近く前の鎌倉時代から、鎌倉幕府の東側の重要拠点として栄えました。横浜市の中でも古い歴史があるエリアです。区の東側は東京湾に面しているため、身近に海を感じながら生活できます。

2023年3月31日時点で公園が209カ所あり、公園の総面積と区民一人当たりの公園面積は18区の中で金沢区が1位です。

また、2024年1月1日時点の金沢区の老年人口割合(65歳以上が占める割合)は31.2%で栄区の31.4%に次いで2番目と、18区の中でも高齢化が進んでいます。

回答者からは「海側ならば横浜では珍しく平坦な土地が多く、自転車で生活できるし、金沢八景駅、杉田駅など実は公共交通が便利で物価が安め」(50代女性/神奈川県)、「海沿いの綺麗な地域で、リタイア後の生活をゆったりと楽しめそうだから。公園や文化施設も多く、シニアに優しい環境だと思ったから」(30代男性/千葉県)、「高齢者が多い地域だからこそ今後高齢者向けサービスが拡充される見込みがある」(40代女性/神奈川県)という声が上がっています。

第1位:青葉区

公園が多く、健康的に過ごせる青葉区
公園が多く、健康的に過ごせる青葉区

1994年に港北区と緑区が再編成され、誕生した青葉区。都筑区とともに18区の中で最も新しい区です。厚生労働省「2020年市区町村別生命表」によると、青葉区の男性平均寿命は83.9歳、女性は88.8歳で、男女ともに18区の中で1位でした。

区の面積は35.06平方キロメートルと、18区の中では戸塚区に次ぐ2番目の広さです。区内には身体を動かすのに最適な公園が234カ所(18区中1位、2023年3月31日時点)あり、医療機関(病院・一般診療所)が293カ所(18区中2位、2020年10月1日時点)もあることが、長寿の要因といえるかもしれません。

回答者からは「青葉区は緑があり自然を感じられる区なので、住み心地が良いと思う」(50代女性/神奈川県)、「閑静な住宅街なので、老後の暮らしが大変、楽だからです」(60代男性/山口県)、「大学病院があり、医療施設が充実している」(60代男性/神奈川県)という声が上がっています。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。

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