福岡県版「住みここち（自治体）」ランキングは、福岡県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答3万4797人分を累積して集計（一部の回答のみ2019年を追加）。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位：福岡市西区
2位は、福岡市西区。福岡市で7つに分けられた地域の中でも西に位置する西区は、天神や博多へのアクセスが良好で、姪浜（めいはま）駅など始発駅も多く集まります。九州大学・伊都キャンパスの開設に伴い、新設された「九大学研都市駅」周辺は、宅地開発や大型商業施設の立地が進んで学生やファミリー層を中心に人気を集めています。博多湾の美しい海岸線など自然に恵まれ、フォトスポットやカフェ、多彩なアクティビティが楽しめる北崎地区などは観光客からも人気のエリアです。実際の居住者からは、「都心部へドアtoドアで30分以内。空港にも1時間かからないのは非常に便利。近隣にショッピングセンターやホームセンター、大型量販店、各種飲食店などほぼ揃っており内容も充実している。高速へのアクセスも良く、都市高速〜高速道路の接続もスムーズ。区役所と市民センターが隣接しており、行政手続きや図書館、音楽イベントの利用もしやすい」「とても治安が良く、家族層からすごく人気の地域に住んでいます。職場の近くが良く、最近引っ越してきたのですが、ショッピングモールまで自転車で行ける距離にありとても便利です。天神、博多までも地下鉄1本で行け、交通も良い。長く住みたい地域だと思っています」などの声が集まりました。
1位：福岡市中央区
6年連続の1位は、福岡市中央区。九州エリア最大の繁華街と言われる天神を擁する福岡市の中心部としてにぎわい、九州の玄関口である博多駅にも徒歩での移動が可能です。「大丸福岡天神店」「福岡PARCO」などの百貨店や大型ショッピングモール、飲食店のほか、日本庭園がある「大濠（おおほり）公園」「福岡市動物園」など自然豊かなスポットや歴史的建造物も市の中心部に集積。「みずほPayPayドーム福岡」や桜の名所として有名な「西公園」、2023年6月に復活して話題を呼んだ長浜地区の屋台街など、海沿いにも魅力的なスポットが点在しています。実際の居住者からは、「バス、電車、地下鉄がしっかりしていて自動車以外の交通手段が揃っていると思います。少し移動したら買い物、娯楽、食事と多種多様あるので飽きることは少なく、種類も多数あり気分次第で選べる。コンビニも近くにいくつかあるので日用品の簡単な買い物に困らない。面倒なルールやしきたりが皆無なので自由気ままな生き方をできること。お互いのスタイルを大切にしている地域だと思います」「閑静な街でありながら、都心へのアクセスは良い。また、近くに大きな公園や美術館等もあり、ゆっくりとした日常を過ごせる。公共施設も充実している。お洒落なカフェや品の良い飲食店が多くあり満足している」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者：福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。
