熊本県版「住みここち(自治体)」ランキングは、熊本県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答9151人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:菊池郡菊陽町
2位は、菊池郡菊陽町(きくようまち)。JR豊肥本線の複数の駅を有するほか、「阿蘇くまもと空港」や高速道路も近いため交通利便性が高く、県庁所在地である熊本市のベッドタウンとして全国トップクラスの人口増加率を誇ります。町内には、JR光の森駅近くの「ゆめタウン光の森」などの大型ショッピングモールや「菊陽杉並木公園さんさん」をはじめとする大きな公園も点在。 最大手の台湾半導体メーカーTSMCの進出で、ますます活気あふれる発展に期待が寄せられています。実際の居住者からは、「ショッピングモール、公園等が近くにあり、市内に出なくても必要なものが手に入ったり子供と楽しく過ごせる」「都会でも田舎すぎる訳でもない環境が暮らしやすい。早くから子ども医療費無料など子育てに良かった」「周辺に工業団地や商業施設がバランス良くあり、車を所有していれば生活圏で通勤や買い物の利便性が高く、住宅地と田畑などの自然ともバランスが良い」などの声が集まりました。
1位:上益城郡嘉島町
1位は、上益城郡嘉島町(かみましきぐんかしままち)。熊本市に隣接するベッドタウンとして発展する、県内の市町村の中で最も面積が小さな町です。鉄道の駅はありませんが、国道などの幹線道路が通り、熊本市内や他地域へ向かうバスなどの公共交通機関も充実しています。緑川・加勢川などの川に囲まれ、湧き水も点在する水資源に恵まれた立地には、湧水を利用した「嘉島町湧水公園 天然プール」もあり、夏には多くの人でにぎわいます。「イオンモール熊本」などの大型商業施設のほか、図書館などの町営施設、病院がそろったコンパクトシティとして人気を集め、初登場1位を獲得しました。実際の居住者からは、「商業施設があり人口も増え続けていますしスポーツ施設は最高だし、公園もたくさんあり自然豊かな街です」「静かな割に商業施設が充実しているところ」「大型商業施設やスーパー、銀行、コンビニなどが徒歩圏内に充実しており、日常生活に困らない」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。