宮崎県版「住みここち(自治体)」ランキングは、宮崎県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答5716人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:東臼杵郡門川町
2位は、東臼杵郡門川町(ひがしうすきぐんかどがわちょう)。JR日豊本線の門川駅を中心に交通利便性が高く、隣接する北部の中心都市である延岡市と日向市のベッドタウンとして発展しています。黒潮が流れる日向灘(ひゅうがなだ)に面し、海岸線沿いはアクティビティが楽しめる美しいビーチや新鮮な海産物が堪能できる漁港が観光スポットとしてもにぎわいます。温暖な気候と海と山の大自然を身近に感じられる、都市との程よい距離感が人気を集めています。実際の居住者からは、「漁業町の為、新鮮な魚や干物などはとても美味い。また山側の地域は水が綺麗。高速道路もスマートインターができたので上り下りも対応可能になった」「自然豊かで長閑な場所なので癒やされる。地域の人も優しい人が多い」「ベッドタウンのような土地柄だと思う。基本的に車移動なので15〜20分走ればそれなりのお店に行けるので満足している。最低限の施設は町内にある」「車で市街地に行ける丁度いい距離」などのコメントが寄せられました。
1位:北諸県郡三股町
5年連続で1位を獲得したのは、北諸県郡三股町(きたもろかたぐんみまたちょう)。諸県郡(もろかたぐん)に属する周辺の町村が合併したため、現在は北諸県郡唯一の自治体です。宮崎市に次いで県内第2の人口を擁する主要都市都城市(みやこのじょうし)に隣接し、JR三股駅から1駅でアクセスできるベッドタウンとして発展を続け、人口は50年間増加傾向。町の中心部にスーパーマーケットやドラッグストアなどの商業施設や医療機関などが集まり、コンパクトシティとしての利便性の高さが支持を得ています。実際の居住者からは、 「都城市のベッドタウンで、都城市へのアクセスの良さに加えて、非常に静かで近くにコンビニやスーパーもあるところ」「歩いてでも行けるスーパー、コンビニ、飲食店がある。幹線道路から離れているため車の騒音も気にならないし海からはかなり離れており、川も近くにないから台風、大雨でも洪水の不安にならない」「渋滞がない。コンビニ、スーパーが近い。公園が近くにある」などの声が集まりました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。