羽田空港で自動販売機を楽しむ!? 人気ロケ弁から世界の機内食まで、実は種類豊富な自動販売機をご紹介

世界有数の利用者数を誇る羽田空港。レストランやスイーツ店が豊富だというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。ですが、それだけではありません。近年は自動販売機が充実していて、ほかでは買えないものや地方でしか入手できないものなどを楽しむことができるのです。

今回は、羽田空港に行ったらチェックしたい自動販売機を厳選してご紹介します。

メディアでも話題！ 人気のロケ弁「オーベルジーヌ」の自動販売機

テレビ番組のロケで出るお弁当、通称「ロケ弁」。その中でも人気なのが「オーベルジーヌ」のカレーで、芸能人がたびたびメディアで紹介しています。そのカレーが、羽田空港にある自動販売機で買えるのです。

以前は第2ターミナルのB1モノレール改札付近にありましたが、2024年7月現在は第2ターミナルの1階到着ロビー、ANA FESTAの正面付近に変わりました。 ビーフカレー、チキンカレーに加え、羽田空港限定の彩り野菜と挽き肉のカレーもあります。価格は税込1200円。税込350円で保冷剤とオーベルジーヌのロゴ入り保冷バッグも購入することができます。 自動販売機で販売されているオーベルジーヌのカレーはルーのみなので、自宅でご飯やナンなどを用意しましょう。ルーは深みがあり、甘さとスパイスの調和がとれていて、ロケ弁として大人気なのも納得の味です。

「世界の機内食」が買える自動販売機

オーベルジーヌの自動販売機の並びにあるのが「世界の機内食」。フランス、スペイン、シンガポール、アメリカなど、その地域の名物料理がお弁当になっています。価格は全て税込1080円。保冷剤つきで、保冷バッグに入って出てきます。 こちらはフランスの家庭料理「コック・オー・ヴァン」。赤ワインで煮込まれた柔らかいチキンの下にフェットチーネがたっぷり入っていて、食べごたえがあります。

「エヴァンゲリオン」缶に入ったケーキの自動販売機

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクターがデザインされた缶に入った冷凍ケーキも自動販売機で購入可能です。場所は第2ターミナルのB1階、モノレール改札付近です。

価格は税込1200円で、スポンジ生地、生クリーム、いちごが何層にも重なったケーキです。

「日本全国インスタントラーメン 大集合」自動販売機

こちらは自動販売機「日本全国インスタントラーメン大集合」です。場所は第2ターミナルの2階国内線出発ロビー。文字通り、日本全国のご当地インスタントラーメンを購入可能です。価格は商品によって異なります。 「富山ブラック」は210円、「毛がに北海道ラーメン」は310円、そして羽田限定の「エアポート羽田空港ラーメン」は260円です（価格は全て税込）。

24時間営業の自販機レストラン「グルメ24」

深夜や早朝で飲食店が開いていないときに便利なのが、24時間営業の通称“自販機レストラン”「グルメ24」。場所は第2ターミナル1階到着ロビーで、飛行場エリアを背にして右寄りにあります。

中にはピザやラーメンの自動販売機があり、温かいものを購入することが可能です。

石川県能登地方支援「ふるさと納税自動販売機」

2024年2月7日に設置されたのが、能登半島地震の復興支援寄付ができる「ふるさと納税自動販売機」。被災した地域の中から寄付をする地域を選ぶことができ、1000円と1万円の寄付金額を選択できます。返礼品はありません。

場所は第1ターミナル2階のマーケットプレイス「羽田産直館」店舗前と、第2ターミナル2階出発ロビー中央です。


今回ご紹介したのは、羽田空港にある自動販売機の中でもほんの一部。まだまだたくさんの面白い自動販売機があります。旅先でのお土産や自分へのお土産として購入するのもいいですし、自動販売機を楽しむためだけに羽田空港に遊びに行くのもおすすめです。この夏、羽田空港で自動販売機巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。