青森県版「住みここち(自治体)」ランキングは、岩手県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答7982人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:上北郡おいらせ町
2位は、上北(かみきた)郡おいらせ町。青森県の東南部に位置し、面積は小さいながらも県内で最も人口が多いため人口密度が高く、現在も県内では数少ない人口増加傾向の町として発展性に期待が寄せられています。三沢空港や新幹線のJR八戸駅、八戸港フェリーターミナルまで車で30分以内、町内に「青い森鉄道」の駅を2駅有し、高速道路も通っているため県内外へのアクセスも便利。青森県内でも比較的雪が少なく、豊かな自然環境に恵まれていることに加えて、小中学校の給食費無料などの充実した子育て支援策が支持を得ています。実際の居住者からは、「買い物も便利で、比較的こどもの数が多い地域で色んな人と友達になれるところ。医療費が中学生まで無料で、子育てがしやすいところ。自然が豊かなところ」「事件、事故もほとんど無い。総合大型スーパーも近くにある。北国だが雪があまり積もらない地域。歩道が整備されている所が多い。人柄も良い」「車で20分圏内に、大型ショッピングモール、スーパーなど必要なものは揃っているところ」などの声が集まりました。
1位:弘前市
1位は、弘前市。県の西部に位置し、青森市、八戸市に次いで3番目に人口が多い街です。弘前藩の城下町として栄えた歴史があり、歴史的建造物が数多く残る情緒あふれる街並みは、レトロモダンな雰囲気が魅力です。日本屈指のりんご生産量を誇り、桜の名所「弘前公園(弘前城)」で開催される春のさくらまつり、夏の「弘前ねぷたまつり」など、四季折々のイベントには多くの市民や観光客が訪れます。実際の居住者からは、「さくらまつりやねぷたが全国的にも有名。歴史的な建築や寺社も多い。国立大学があるので青森県にしては若者が多く活気がある。医学部があるので医療が充実している。都会と比べ、人混みが少なく過ごしやすい。また、遊歩道やベンチがあって無料で休むことができる」「近くに有名な公園があり、その桜は、子供の頃から見ているが、やはり、全国に誇れる見事さがある。また、岩木山に沈む夕日などとても美しく、たくさんの人に見てほしいと度々思う。四季折々の自然を感じられ過ごせることは、本当に幸せなことだと思う」「静かできれいなとこだしスーパーや病院が近く何かあっても安心です。道幅もそこそこ広いため車での交通もしやすく歩きでも歩道があるため安全だと思っています」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。