宮城県版「住みここち(自治体)」ランキングは、宮城県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答1万5496人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:仙台市太白区
2位は、仙台市の南西部に位置する、仙台市太白(たいはく)区。近年、東部の長町付近を中心に開発が進み、「IKEA仙台」や「ザ・モール仙台長町」などの大規模商業施設やマンションが立ち並びます。仙台空港も至近距離で、車での移動も便利な交通利便性の高さは大きな支持を得ています。西部の山間部には奥州三名湯の1つ、「秋保温泉」などの温泉地や、約30のアトラクションがある「八木山ベニーランド」などのレジャースポットも人気です。実際の居住者からは、「交通機関が発達している。中心部の駅まで一駅なので遊びに行きやすい。スーパー、病院、ショッピングモールがあって便利。ファミリー層が多いので治安がいいし夜が静か」「住まいは静かな住宅街だが、地下鉄で15分程度で都会部にいけたり、車で数分の範囲に大型ショッピングモールや量販店などもあり生活しやすい」「住んでいる場所は、住宅地やスーパーショッピングモールなどが多くあり日常の買い物がしやすい。道路も大きいので、車での移動がしやすい。交通も充実しているので、駅近くの都会にもアクセスしやすい」などの声が集まりました。
1位:富谷市
1位は、仙台市の北側に隣接する富谷(とみや)市。6年連続で1位を獲得しています。1970年代から仙台のベッドタウンとして発展し、2016年に市制施行により富谷町から富谷市に。電車や地下鉄が域外のため車やバスでの移動が基本ですが、「コストコ富谷倉庫店」や「イオンモール富谷」など大型商業施設が集まるほか、富谷市近隣の工業団地やソフトパークにさまざまな企業が進出し、車での通勤も便利。「大亀山森林公園」などの大規模な公園が点在し、豊かな自然に恵まれた環境が子育て世帯からの支持も得ています。実際の居住者からは、「比較的、静かな住宅地で穏やかに暮らすには適当な地域。自宅付近に公園や散歩しやすい道が多い。最寄りにコンビニ、郵便局や銀行(ATMのみも含む)、スーパーに薬局、病院等の最低限生活に必要な場所が5~10分程度の徒歩圏にある」「仙台市のベッドタウンとして繁栄している市なので、車さえあれば商業施設にも楽に行けるし、都心部に出なくても暮らせるから適度に繁栄しており、尚且つ住宅地は閑静なので暮らしやすい」「比較的新しい地域で、ここ数年の土地開発で若い世代も増えており、今後の発展、税収面、施設の充実さ、都心からも程よい距離感に大変満足している」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。