安全性やコスト、サイズの測りやすさなどを踏まえつつ、「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。
(今回の質問)
ぬいぐるみや置物など形に特徴があるものの梱包は、「紙袋」と「段ボール」どちらがいいですか?
(回答)
梱包のしやすさ、安全性、サイズの測りやすさから考えると段ボールの方が楽だと筆者は考えます。一方でコストも考えておきたいところです。
以下で詳しく解説していきます。
段ボールの方がおすすめの理由
形に特徴があったり、ダメージを受けやすかったりする場合は、段ボールで梱包した方が良いと筆者は考えています。理由は以下の通りです。■段ボールの方が紙袋よりも丈夫
ぬいぐるみなど柔らかい素材のものであればダメージを受けにくいですが、置物など衝撃があると破損する恐れのあるものは、厚みのある段ボールの方が安心です。
■梱包がしやすい
■サイズが分かりやすい
形が変わりにくい段ボールで梱包すると、サイズが測りやすくなります。もともと60サイズ、80サイズとして販売されている段ボールもありますから、それらを活用するとサイズ測定の手間もかかりません。
サイズが書かれていない段ボールでもメジャーを使えばすぐにサイズが分かるので、送料の計算ができます。出品前にサイズが分かれば、販売価格も設定しやすくなるでしょう。
段ボールのコストと販売価格のバランスも考えたい
段ボールが手元にないとなれば、それを購入することも考えるでしょう。ホームセンターや100均に売っていますが、いずれにせよコストがかかります。もし販売価格があまり高く設定されていなくて、送料やメルカリへの手数料を支払うとなれば、段ボールのコストが大きな負担になるケースも……。コストを抑えることを優先するなら、家にある紙袋を使うのも1つの手でしょう。販売価格やかかる手間や時間を踏まえつつ、段ボールと紙袋を使い分けていくのもよさそうです。
この記事の筆者:川崎 さちえ
ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。