『アンチヒーロー』第3話 長谷川博己“明墨”まさかの敗北宣言&大どんでん返しのラストに視聴者騒然!

4月29日に放送されたドラマ『アンチヒーロー』第3話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:TBS『アンチヒーロー』公式Webサイト)

長谷川博己さんが主演するドラマ『アンチヒーロー』(TBS系)。4月29日に放送された第3話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。


>前回(第2話)のあらすじはこちら

アンチヒーロー
画像出典:TBS『アンチヒーロー』公式Webサイト

第3話のあらすじ

明墨(長谷川博己)は政治家の息子・富田正一郎(田島亮)の弁護をすることに。正一郎は過去にも傷害事件を起こしており、その際に冤罪で逮捕されてしまった松永(細田善彦)を弁護していたのが、前事務所時代の赤峰(北村匠海)でした。

明墨は正一郎の無罪を勝ち取るべく動く一方、正一郎の罪を信じてやまず明墨の方針に納得がいかない赤峰。正一郎がうその供述をしているという証拠を見つけ出すと息巻く赤峰に対し、見つかるものならやってみろと明墨。赤峰は奮闘するものの、明墨が先んじて手を回しており思うようにはいかず。

そんな中、公判が始まると、明墨は証言の不確定性をついた質疑を展開。一方、担当検事の緑川(木村佳乃)は、正一郎の父が秘書に命じて事件をもみ消すべく人を買収していた新証拠を提出。明墨は、場合によっては弁護人を辞さねばならないと自らもまた被害者であるかのごとく振る舞い、窮地を脱します。

実は明墨は赤峰が正一郎に抱く思いを知っていて事務所へと引き入れていました。正一郎の罪を明るみにし、松永の冤罪を晴らすべく再審請求をかけたい。そのために明墨のやり方を学ぶため事務所へ来たという赤峰に、好きなようにやるがいいと返す明墨。そんな明墨は、5年前まで検事だったという過去が判明して――。

アンチヒーロー
画像出典:TBS『アンチヒーロー』公式Webサイト

ラストの大どんでん返しに驚き! 明墨の“真の目的”とは?

赤峰の目を通じて、明墨という人間の中身が少しずつ見えてきたような気がした第3話。罪を犯した人間すら無罪にする明墨の本意がどこにあるのか、今後も赤峰の目線から明らかになっていくのか気になるところ。

X(旧Twitter)では、「1話2話でのダークヒーローを3話で覆す。世間にまん延する危険な正義感(ヒーロー)への警鐘」「第3話は第2話までとは違う明墨弁護士の裁判の進め方でワンパターンではないストーリーの流れに新鮮さを感じた」「明墨ヤメ検だったのか」「明墨ほんとうはいいヤツ?過去に何があったのか!」など明墨への興味がつきない様子。

一方、「木村佳乃や野村萬斎とは何らかの因縁があって、それは緒方直人が絡んでると」「検事正(野村萬斎)の腹に一物もってる感じめっちゃ好き」など、検事サイドとの因縁と今後の展開に期待する声が寄せられています。

第4話では、赤峰と紫ノ宮(堀田真由)が、明墨の本当の狙いに近づいていく模様。そしてついにアンチ弁護士vs正義の検事正の激突も。ここから物語がどう展開されていくのか、目が離せません。

『アンチヒーロー』あらすじバックナンバー

第2話
第1話
 

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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