日本の国宝や重要文化財などを多数所有し、日本文化を知ることができる博物館から、世界随一の施設を備える博物館まで、都内には世界に誇れるハイレベルな博物館が多数存在します。
All About ニュース編集部は、5月23日〜8月9日の期間、全国10〜70代の男女355人を対象に、「東京の博物館」に関する独自アンケート調査を実施。今回は、世界に誇れると思う東京の博物館ランキングを発表します。
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第2位:東京国立博物館(台東区)
2位は、「東京国立博物館」。重要文化財の「鳥獣人物戯画断簡」、国宝の雪舟「四季山水図」などの絵画から、刀剣や仏像などの彫刻にいたるまで、国宝89件、重要文化財649件(2023年4月時点)を含む、日本を代表する膨大なコレクションを有する博物館。日本人なら一度は教科書で目にしたことがあるような有名な作品が並びます。洗練されたデザインのオリジナル和雑貨がそろうミュージアムショップも人気です。回答者からは、「国宝と国宝級だらけ。外国人にも是非とも訪れて欲しい(47歳男性)」「ここはまさに日本文化の宝物庫である(29歳男性)」「展示館以外にも庭園や茶室、重要文化財に指定されている黒門がある(29歳女性)」「日本の歴史がぎゅっと詰まった博物館だと思います。日本の誇りです(28歳女性)」などのコメントが寄せられました。
第1位:国立科学博物館(台東区)
1位は、“かはく”の愛称で親しまれている「国立科学博物館」。国内最大規模のコレクションは、1日で全ての展示を見ることは不可能なスケールの大きさ。動植物の標本や恐竜の化石など、迫力のある展示に圧倒されます。ドーム型360度スクリーンの世界初となる映像施設「シアター36◯」では、宇宙、深海、恐竜など月ごとに変わるオリジナル映像が上映されています。回答者からは、「日本の伝統財や考古学についての展示が多いからです。外国の人が楽しめるのではないかと思います(41歳男性)」「展示内容が充実しており、特にシアター36〇は世界中で日本にしかない施設(40歳女性)」「実際に仕事で縁があり、設備のレベルの高さに驚いた(48歳男性)」「学びとしての機能は世界の中でも高いと感じるためです。展示物自体の量や質はイギリスの自然史博物館などに劣る部分はあるかと思いますが、動線などストーリーをしっかり作って学びに繋げるという点では世界でもトップレベルと感じる(31歳男性)」などのコメントが寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。