メガネで花粉対策! Zoffの花粉対策メガネ「Zoff PROTECT AIR VISOR ULTRA+」をレビュー

スギ花粉は2月から4月まで飛散し、スギ花粉症の人にとっては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどつらい症状が見られます。目のかゆみは、つらい症状の上位に挙げられますので、目に入る花粉を減らす工夫をしましょう。

スギ花粉症は、今や2人に1人近く見られるアレルギーの病気です。例年2月から4月までに多く飛散するスギ花粉に対して、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が見られるため、花粉対策は重要です。そこで、今回は花粉対策の1つとしてメガネにポイントを当ててみました。
 

2023年のスギ花粉飛散予想

2023年シーズンのスギ花粉の飛散量は、例年より東北、関東甲信では非常に多く、東海で多く、近畿、北陸、中国、四国ではやや多く、九州では例年並みと予測されています。
 

スギ花粉の飛散量は、多い年と少ない年が交互になる傾向があり、2022年の夏の気象が影響します。つまり、気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏だと翌年の春のスギ花粉の飛散量が多くなるといわれています。
 

2022年と比べると、全国的に多くなっているので、2022年シーズンで症状が軽かった人も2023年は注意が必要で、早めに花粉対策をしておく必要があります。
 

目の花粉症対策にメガネが有効な理由

目の症状は、主に目のかゆみ、充血などですが、目のかゆみは花粉症のつらい症状の上位に挙げられます。目の症状は花粉が目に入ることで起こってきますので、いかに目に入る花粉を減らすかが重要です。
 

目に花粉が入るのを防ぐ方法として、メガネがあります。花粉が目に入る量は、通常のメガネを掛けるとおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少すると報告されています。普通のメガネでも効果は期待できるのですが、防御カバーの付いた花粉症用のメガネは、より効果が期待できると考えられます。

参照:花粉症環境保健マニュアル2022(環境省)
 

花粉対策メガネを選ぶ際のチェックポイント

花粉症によって、日常生活の質が下がることは多く報告されています。そのため、方法によっては、花粉対策自体が負担になることもあるでしょう。また、見た目も気になる人もいるかもしれません。
 

そのため、花粉対策メガネを選ぶポイントとしては、
 

□防護カバーが付いていること
□防護カバーが顔にフィットして違和感がないこと
□軽くて鼻や耳に負担がないこと
□ズレにくいこと
□長時間使用しても疲れないこと
□デザイン性が良いこと
 

などが挙げられます。
 

「Zoff PROTECT AIR VISOR ULTRA+」のレビュー

Zoff PROTECT AIR VISOR ULTRA+(筆者撮影)

Zoffの情報によると、商品の詳細は以下の通りです。
 

Zoff PROTECT AIR VISOR ULTRA+」は、分析センター調べで花粉カット率最大99%(※1)の花粉対策メガネです。サイズはMサイズとLサイズの2種類です。マスクを併用してもレンズが曇りにくい防曇レンズが標準装備されているので、マスクとの併用でも使用しやすくなっています。防護カバーはシリコンフードで肌に密着し、鼻パッドでは鼻との隙間を減らし、フードの横には通気口があって、結露を防いでくれます。耳にかかる具合も自分で調整できます。
 

※1  (株)分析センター調べ。「Zoff PROTECT AIRVISOR ULTRA+」Lサイズでの測定値。Mサイズは約98%カット。お顔の形状によって個人差があります。
 

 

実際に使用した感想

筆者は普段メガネをしているので、メガネ自体には違和感がありません。普段しているメガネと同じ、または軽い印象がありますが、レンズの違いもあるので、一概に言えないかもしれません。鼻のパッドでの圧迫感はなく、耳にかかる負担も少ない感じがしますので、長時間使用しても疲れない感じがあります。
 

顔との密着性は高いので、目に入る花粉は減る可能性が高いのではないかと思われます。普段、防護カバーの付いたメガネをしていない人は、視野については普段のメガネと違って違和感があるかもしれませんが、個人差はあると思います。顔の動きによって肌にフィットしているシリコンフードが少し動くのが気になる人もいるかもしれませんが、柔らかいので刺激性は少ない感じです。
 

花粉だけでなく、飛沫予防にも使用できそうです。男性はLサイズ、女性、子どもはMサイズになるかもしれません。
 

Zoff PROTECT AIR VISOR ULTRA+は、花粉症対策に良いメガネの1つと言えます。


 

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