年末恒例の国民的行事ともいえる、若手漫才日本一を決める大会「M-1グランプリ」。All About編集部では、全国10〜60代の男女184人を対象に「M-1グランプリ」に関する独自アンケート調査を実施(調査期間:12月12〜19日)。今回は調査結果の中から、「歴代王者の中で好きなコンビ」ランキングを発表します!
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第3位:錦鯉(2021年)
第3位は、2021年の第17回大会を制した「錦鯉」。ボケ担当の長谷川雅紀(まさのり)さんは、出場当時50歳で、M-1史上最年長となる初の50代ファイナリストとしても強く印象を残しました。
回答者からは、「ネタが馬鹿らし過ぎて元気を貰えたから(33歳男性/岩手県)」「間が非常に秀逸で最高です(52歳男性/東京都)」「2人のキャラがめっちゃ面白く久々に記憶に残るチャンピオンだったから(28歳男性/京都府)」など、「こーんにーちはー!」で始まるおバカキャラの長谷川さんと冷静なツッコミを入れる渡辺隆さんとの2人の掛け合いが面白かったという声がありました。
さらに、「おじさん世代に勇気と元気を与えたからです(57歳女性/長野県)」「中年でも努力して頑張っている姿が素敵ですし漫才が良い意味で単純で率直に面白いからです(44歳男性/東京都)」「重ねてきた努力は報われると感じた、感動的な優勝でした。長谷川さんの個性に渡辺さんの冷静さがとても面白いです(39歳女性/香川県)」など、男泣きする長谷川さんの姿に感動したという声もありました。
第2位:中川家(2001年)
第2位は、2001年の第1回大会を制した初代王者「中川家」でした。中川剛(つよし)さんと礼二さんとの兄弟コンビは、漫才だけでなくコントやものまねも得意。礼二さんの、“満員電車に乗ろうとして乗れなかった年配サラリーマン”や“パートから帰ってきたオカン”のものまねなど、日常のあるあるネタも人気です。
回答者からは、「初めて見た時面白くて衝撃をうけた(34歳女性/北海道)」「やっぱり初代王者は凄い。今でも好きです(30歳女性/兵庫県)」「王道のしゃべくり漫才をした中川家がまずは優勝したことにより、その後に歴史的な大会となるM-1グランプリそのものに値打ちがついたように思う(48歳男性/奈良県)」など、初代王者として衝撃的な面白さの中川家が強く印象に残っているという声が多く集まりました。
さらに、「漫才・トーク・モノマネ全てにおいて面白いため。関西に住んでなくても関西あるあるで爆笑したり、知らない事でも中川家にかかれば全て面白くなるから(33歳女性/石川県)」「コント、漫才、トーク全てが面白くてシチュエーションものまねとかでも見たことが無いのに、なぜか分かるーって共感できてしまいます(29歳男性/北海道)」「YouTubeでも面白いことをやっているから(45歳未回答/大阪府)」など漫才に限らず、コントやYouTubeなど全てにおいて面白いと絶賛する声が寄せられました。
第1位:サンドウィッチマン(2007年)
第1位は、2007年の第7回大会を制した「サンドウィッチマン」。ツッコミ担当の伊達みきおさん、ボケ担当の富澤たけしさんからなる、今や国民的な人気コンビです。M-1グランプリでは、敗者復活戦から優勝するという劇的なドラマとともに、ネタの面白さや人柄で多くのファンを獲得しています。
回答者からは、「漫才の完成度が高すぎる。コントも面白いから(21歳女性/和歌山県)」「どのネタを見ても自然と笑いが込み上げてきてしまいます。テンポというかネタの発想が非常に面白いです(38歳男性/千葉県)」「全く無名で誰?って感じだったのに、あまりの面白さに引き込まれて実際の会場に居なかったのに空気が変わっていく様子が見てとれて、鳥肌が立ったのを未だに覚えている(32歳女性/広島県)」など、会場の空気を変えるほど面白かったという声が上がりました。
ほかにも、「コンビの仲も良いのが掛け合いでわかるほど、息がぴったりで面白いからです(47歳女性/愛知県)」「ネタも人柄も好き(38歳男性/山形県)」「何年たっても人気が落ちることもなく、どの世代からも支持が高くて、お笑いセンスのよさと人柄のよさが大好きだから(29歳女性/愛知県)」など、面白さだけでなく、2人の人柄や仲の良さが好きというファンもいました。
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※回答者のコメントは原文ママです