崎陽軒は、4月10日の駅弁の日から期間限定で、定番のシウマイ弁当をおにぎりで楽しめる「おにぎりシウマイ弁当」を発売。これは、日本で最初に販売された駅弁が宇都宮駅のおにぎりだったことにちなんでいます。どんな内容なのか食べてみました(画像は筆者撮影)。
「おにぎりシウマイ弁当」これまでの歩み
そもそも、4月10日が「駅弁の日」となったのは1993年のこと。駅弁文化をこれからも継承していくことを目的に、弁当の「弁」が(4と十)の組み合わせでできており、「当」が(10)になることから、制定されました。
「おにぎりシウマイ弁当」は、2019年の駅弁の日に初めて限定発売し、好評を博しました。2021年には、FMヨコハマ『FUTURESCAPE』とコラボし、パーソナリティの小山薫堂さんと柳井麻希さん、リスナーの声をもとに作られました。今回も同番組とタッグを組み、さらにおいしくリニューアル。
「おにぎりシウマイ弁当」の中身は?
メインとなるおにぎりはシウマイ弁当のおかずを具材にしています。
「シウマイの肉あんおにぎり」は、昔ながらのシウマイのあんをトッピング。今回は焦がししょう油風味にバージョンアップしたとのことです。
「鮪の燻マヨ和えおにぎり」は、鮪の漬け焼をほぐして燻製風マヨネーズと和えてツナマヨ風に仕上げています。
「鶏の唐揚げとあんずのガーリックバター風味おにぎり」は、シウマイ弁当ファンの間で「意外な組み合わせ」として話題の鶏のから揚げとあんずを合わせて、ガーリックバター風味に。
「炒飯おにぎり」は、小山薫堂さんの強い希望により今回新たに加わりました。パラっとした食感で人気の「炒飯弁当」のチャーハンをおにぎりに。
4種類のおにぎりに加え、「昔ながらのシウマイ4個」「筍煮」「蒲鉾」「玉子焼き」「切り昆布&千切り生姜」「小梅」が入っています。
FMヨコハマ『FUTURESCAPE』では、崎陽軒の専務 野並晃さんらが出演、定期的に企画会議が開かれ「おにぎりシウマイ弁当」をリスナーとともに創り上げていきました。筆者も番組を聞いて、どのようなお弁当になるのか楽しみにしていた1人。実際に食べてみて、おなじみのシウマイ弁当の中身でありながら、形や味に変化を加えてあり、期待通りの味でした。
掛け紙や駅弁カードなど食べる以外の楽しみも
掛け紙は、小山薫堂さんの「おにぎり」の題字をはじめ、柳井麻希さんの描いたオリジナルのイラストをデザインしたもの。合わせて、小山薫堂さんの発案による「駅弁カード」も付いています。
この「駅弁カード」は、4月10日に「おにぎり」にちなんだ弁当を発売する、日本鉄道構内営業中央会の21社の「おにぎり駅弁」にも付いています。旅の気分を盛り上げるアイテムとして、北海道から鹿児島県まで各社がおすすめする観光名所と看板駅弁が紹介されています。
どんな「おにぎり駅弁」が発売されるのかは、ぜひ公式サイトをご覧ください。
・URL:日本鉄道構内営業中央会
「おにぎりシウマイ弁当」情報
価格:税込960円
販売期間:2022年4月10~19日(予定)
取り扱い店舗:神奈川・東京を中心とした約160店舗
販売数:1250個/日(限定)
URL:崎陽軒
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