日本生産本部のサービス産業生産性協議会は2月22日、2万6382人を対象に実施した「2021年 日本版顧客満足度指数（JCSI）」の調査結果を公開しました。
本調査は毎年、計30以上の業種や業態、約400社の企業を対象に年度6回（2021年度は4回）に分けて行われるもので、各業界の垣根を超えた満足度比較が可能となっています。今回は、「コンビニエンスストア」です。早速、「顧客満足度」の結果から見ていきましょう。
セブンを抑え「顧客満足度」で1位を獲得したコンビニは？
「コンビニエンスストア」業界で顧客満足度が高かった企業TOP3は、3位「ミニストップ」（68.4pt）、2位「セブン-イレブン」（68.7pt）、1位「セイコーマート」（76.5pt）でした。
１位のセイコーマートは、2位以下に10pt近い差を付けており、他の結果を見ても、ここまで大きく開いた業種はありません。
5年間の推移を見ると、2018年から2020年にかけてはスコアが上昇したものの、2021年は全体的に低下しています。唯一微増しているのがセイコーマートでした。なお、ランキング対象となったのは、デイリーヤマザキやファミリーマートを含む計6企業・ブランドです。
「セイコーマート」は6指標全てで1位！
「顧客満足度」を含む6指標別（顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足、推奨意向、ロイヤルティ）のランキングも見てみましょう。
顧客満足度で1位だった「セイコーマート」は、他の5指標も全てで1位を獲得しています。2位の「セブンイ-レブン」も強く、知覚価値を除く4指標で2位です。
3位の「ミニストップ」は、「ローソン」と評価を分けるかたちとなっています。
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【関連リンク】
・日本生産性本部 サービス産業生産性協議会（発表資料）
