高卒後、初の就職先を1年以内に離職した人は約半数、離職理由は?
高校卒業後の初職を3年以内に離職した人の「離職した時期」は、「入社1年以内」が45.9%。約半数の人が「入社後1年目」で離職した、との回答でした。
高校卒業後の初職を3年以内に離職した245人に「離職した理由」を聞きました。最も多かったのは、「人間関係によるストレス」で、54.3%と半数以上を占めました。次いで、「長時間労働のため」(33.5%)、「業務内容でのミスマッチ」(20%)が続きました。
高校卒業後、就職を選んだ理由は? 1位は「早くに自立したいため」
卒業後の進路に就職を選んだ理由について聞いたところ、初職を継続中の人も3年以内に離職した人も、ともに「早くに自立したいため」が最も多い回答でした。「進学したくないため」「就きたい職業が決まっているため」など、自らの意思で進路選択をする項目では、初職継続中の人と3年以内離職の人とで差が生じました。
「適性」や「就職後のこと」。高校の進路指導で教えてほしかったことは?
入社後に感じたギャップは、1位が「業務内容」でした。3年以内に離職した人では、「人間関係」「労働時間」の回答が多く、初職を継続している人では、「特にない」の回答も目立ちました。
「高校の進路指導や就職活動の時に教えて欲しかったこと」で、最も多かった回答は、「自分がどんな仕事に向いているか」でした。3年以内に離職した人の回答では、「就職後のこと」「社会にどんな仕事があるか」という回答も目立ちました。
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