算命学で占う2022年の世相。日本は大きな分岐点を迎える!?

2022年はどんな年になるのでしょうか。算命学鑑定士の矢口南岳が、2022年の世相を占います。


2022年はどんな年になるのでしょうか。算命学鑑定士の矢口南岳が、2022年の世相を占います。
 

2022年は「壬寅」(みずのえとら)。2月と9月に大きな変革が起きそう

壬は、「妊」で「はらむ」という意味もあり、陰気が陽気を妊(はら)んで、草木の種子の中に新しい生命(芽)を育みます。また、「上に物を乗せて工作する台」「強い力や重さに耐える」という象形から「責任を担う」「任務を受ける」という意が出ます。
 

さらに壬の年は、前年の辛(しんきん)段階で噴出した諸問題がさらに増大し、その問題を解決するための仕事が増える傾向にあります。その仕事をする人、つまり責任を担って任務をこなす人が出てこなければなりません。でも残念ながら、問題が噴出しているのを良いことに、私利私欲に目がくらんでしまう人がたくさん出てきそうです。
 

そんな中でも、各問題を解決するために、影響力を持つ人が現れるでしょう。それは大きなグループのようなところからではなく、少人数の中から生まれます。その人が新しいリーダーとなり、日本のために「責任を担い」「決断力と才知」で仕事をしてくれます。例えば政治でいうと、各小政党が国政を上回る影響力を発揮するでしょう。結果日本は繁栄に向けて新しく動き始める段階に入ります。
 

壬寅の2022年は、今までの常識が覆されて、今後の日本の重要な分岐点となる年になります。特に2月と9月に大きな変革が起きそうです。
 

「寅」は物事が新しく動き始める年

寅は新暦の2月で、地下で屈曲していた芽が春の太陽を迎えて地上に出て伸びることを意味します。古典に「螾(ミミズ)に通じ、春の草木が生ずる」とあり、作物の実りを土壌の中で助けるミミズが動くから「新しく動き始める段階」とされています。
 

また、毛皮の模様から前身が夜空に輝く星と考えられていて「決断力と才知」の象徴としての意味もあります。
 

過去の「壬寅」の年を振り返る

前回壬寅の年だったのは、1962年です。この年に何があったのかを振り返ってみます。

・東京の人口が1000万人突破(世界初の1000万都市に)
・日本のテレビ受信契約者が1000万突破
・ジャニーズ事務所創業
・ファイティング原田がボクシング世界チャンピオンに
・偽千円札横行
・首都高速1号線開通
・三宅島噴火
・アメリカ初の有人地球周回飛行
・イギリスのバンド「ザ・ビートルズ」レコードデビュー
・キューバ危機
・戦後初の国産旅客機披露
 

例えばジャニーズ事務所が創業することで、その後の日本の芸能界に大きな影響を与えることになりますし、「ザ・ビートルズ」は世界に多大な影響を与えました。首都高が完成したことで、日本経済発展の重積を担うようになります。各業界において今後の分岐点となる大きな出来事があったことが見受けられます。
 

終わりに

2022年は振り返ると大きな分岐点だったと思うようなことが起こる年になります。この日本の大きな流れを知ることで、いろいろな出来事に対して不安になり慌てることもなくなるのではないでしょうか。未来に向けて大きな変化が起こり得る年ですから、それを楽しむのも2022年の過ごし方の1つになるでしょう。
 


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