JTが満を持してリリースする加熱式たばこ用デバイスの次世代グローバルモデル「プルーム・エックス」。その実力はいかに?

この夏、JT(日本たばこ産業株式会社)の高温加熱型の加熱式たばこ用デバイスが、さらに進化します。すでにCLUB JT オンラインショップ、Ploom Shopで入手可能な「プルーム・エックス(Ploom X)」が、全国のコンビニエンスストアやたばこ販売店等でも、8月17日より発売開始。JTグループの総力を結集したという、次世代グローバルモデルの実力はいかに? 操作性や吸い応えを確かめてみました。

この夏、JT(日本たばこ産業株式会社)の高温加熱型の加熱式たばこ用デバイスが、さらに進化します。すでにCLUB JT オンラインショップ、Ploom Shopで入手可能な「プルーム・エックス(Ploom X)」が、全国のコンビニエンスストアやたばこ販売店等でも、8月17日より発売開始。JTグループの総力を結集したという、次世代グローバルモデルの実力はいかに? 操作性や吸い応えを確かめてみました。
 

デバイスの表面に凹凸や継ぎ目のないデザイン“Nastro”

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左「プルーム・エックス」/右「プルーム・エス2.0」

JTのこれまでの高温加熱式デバイス「プルーム・エス2.0」のなめらかなフォルム、大きすぎず小さすぎないサイズ感、ほどよい重さなどは、手のひらによくなじんで、個人的には気に入っていました。それに比べると、「プルーム・エックス」はかなりスマート。そのせいか、「プルーム・エス2.0」よりも洗練された印象です。なんでも、イタリア語でリボンを意味する“Nastro”というデザインを採用しているそうで、デバイスの表面にボタンなどの凹凸部や継ぎ目もありません。

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美しいフロントパネルはマグネットで簡単に取り換え可能。

「プルーム・エックス」を手に取り、さまざまな角度から眺めるうちに、前面とそれ以外の部分の材質が違うことに気づきました。実は、「プルーム・エックス」のフロントパネルは、マグネット式で着脱可能になっています。というのも、フロントパネルは7色のカラーバリエーションが展開され、自分好みにカスタマイズできるようになっているからです。デバイス本体に手を加えることで、自分らしさを表現できるのは、「プルーム・エックス」ならではの魅力の1つといえるでしょう。
 

デバイス中央にボタンエリアを設け、直観的な操作性がさらに向上

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操作方法に関しては、「プルーム・エス2.0」に準じているため、「プルーム・エス2.0」ユーザーなら、慣れた動作で扱えます。スライドカバーを開ける→たばこスティックを挿し込む→ボタンエリアを1秒以上押し続ける→20秒ほどでLEDがすべて点灯し、デバイスが2回振動すれば準備OKという手順で、操作も簡単なので、「プルーム・エス2.0」を利用したことがない人でも、ストレスを一切感じずにすぐにたばこを吸い始められるでしょう。
 

もちろん、「プルーム・エックス」には、「プルーム・エス2.0」から大きく進化した点もあります。1つは、デバイス上部に配置されていたアクションボタンをなくして、デバイス中央に凹凸のないボタンエリアを設けたこと。もう1つは、よりスマートにサイズダウンを実現していることです。これらの改良によって、直観的な操作性がさらに向上しています。
 

“HEATFLOW”搭載で、吸い応えがより濃く、深く

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それでは、吸い応えを試してみましょう。「プルーム・エックス」で使用できるたばこ銘柄は、6月16日にリニューアルした9銘柄に、8月17日より全国発売される3銘柄を加え、全12銘柄。
最初に、オーソドックスな味わいのレギュラータイプの「メビウス・スムース」を吸ってみます。「プルーム・エックス」のたばこスティックは、「プルーム・エス」、「プルーム・エス2.0」でも吸えるので、これまでのデバイスでの吸い応えの違いを確かめるために、まずはあえて旧モデルの「プルーム・エス2.0」で一服。うむ、うまい。「メビウス」のレギュラータイプらしく、調和のとれた味わいで、吸いやすさも好印象です。
 

次は、「プルーム・エックス」で、同じ「メビウス・スムース」を吸ってみましょう。ん? これは……。「プルーム・エス2.0」で吸ったときよりも、味わいの輪郭と奥行きが強調され、さらに一段上の味わい、吸い応えが感じられます。
 

どうやら、この進化の秘密は、「プルーム・エックス」から搭載された“HEATFLOW”にあるようです。“HEATFLOW”は、緻密な加熱温度コントロールに加え、空気の流れに着目した新技術とのこと。企業秘密ゆえ、詳細までは知ることができませんが、2つのデバイスで同じたばこスティックを吸い比べてみれば、その効果は明らかでしょう。
 

また、細かな点では、喫煙可能時間が「プルーム・エス2.0」は4分30秒、最大14パフだったのに対して、「プルーム・エックス」は約5分、パフ回数制限なしとなっているのも、ユーザーにとってはうれしいところです。

新発売の銘柄には、香り高い葉肉「ラミナ」をブレンド

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せっかくの機会なので、「プルーム・エックス」で、8月17日より全国発売される3銘柄を味わってみます。
 

レギュラータイプの「メビウス・リッチ」は、まさにその名の通り、濃厚・芳醇な味わいが特長です。同じ「メビウス」シリーズでも、先ほどの「メビウス・スムース」の軽やかさとは、また違った魅力を備えています。たばこ葉の中に、香りの高さで知られる葉肉「ラミナ」がブレンドされていることが、こうした特長を際立たせているのでしょう。
 

メンソールタイプでは、「メビウス・メンソール・フレッシュ」が新発売。以前から感じていたことですが、JTの加熱式たばこ用デバイスはメンソールタイプのたばこスティックとの相性がとてもいいんですよね。天然メンソール100%の「メビウス・メンソール・フレッシュ」も、味わい、爽快感ともに文句なし。
 

「キャメル」シリーズにも、新発売の銘柄があります。こちらは、レギュラータイプの「キャメル・リッチ」。ほかのたばこスティックと比較するなら、「キャメル・スムース」よりも香り、味わいが濃いものの、「メビウス・リッチ」ほどの重厚さはなく、絶妙なバランスが保たれています。「メビウス・リッチ」同様、「ラミナ」がブレンドされていますが、「香りも味わいもほどほどの濃さでよい」という人は、「キャメル・リッチ」がお好みに合うかもしれません。
 

「今」にふさわしい、才色兼備の加熱式たばこ用デバイス

最後に、「プルーム・エックス」の機能に関して、もう一つ紹介しておきたいことがあります。実は、「プルーム・エックス」は、スマートフォンとBluetoothⓇで接続することが可能です。それによって、デバイス本体のLED表示よりも詳細な数値でバッテリー残量を確認したり、デバイスロック機能を用いて、デバイスとスマートフォンを接続している場合にのみ、加熱をスタートさせたりすることができるようになります。また、デバイスとスマートフォンを最後に接続した場所を確かめられるので、万一デバイスを紛失し、探すときにも、便利です。
 

デザイン、操作性、吸い応えが進化し、さらにこうした新しい機能まで追加された「プルーム・エックス」は、「今」という時代にふさわしい、まさに才色兼備の加熱式たばこ用デバイスです。「プルーム・エス2.0」のユーザーはもちろん、紙巻きたばこやほかの加熱式たばこ用デバイスを愛用している方も、機会があれば、ぜひその使い心地、吸い心地をお試しください。
 

<関連記事>
加熱式たばこの次世代グローバルモデル「プルーム・エックス」の世界観が体感できる先鋭的なエキシビジョン「X_VISION inspired by Ploom X」開催中
 

<商品情報>
「プルーム・エックス・スターターキット」

【加熱型】高温加熱型
【メーカー希望小売価格】3,980円(税込)
【内容物】デバイス、クリーニングスティック、 USB TypeCケーブル
【カラー】スレートグレイ、シルバー
【使用可能本数】20本(約110分充電時)
【加熱待ち時間】約25秒
【1本あたりの使用可能時間】約5分
⇒公式サイト
※2021年8月17日から10月4日まで 1,980円(税込)で販売するキャンペーン実施予定。
※スターターキット内に、ACアダプタは同梱されていません。なお、ACアダプタは別売りです。
※バッテリーの劣化や環境温度により、充電時間や使用本数は増減する可能性があります。

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