やりがいが大きく、就職しやすいといわれている飲食のお仕事。そんな飲食業界の転職事情はどうなっているのでしょうか。今回は「飲食業界から転職した仕事」と「飲食業界から転職した方法」をご紹介! 現在飲食業のお仕事をされている人は必見です。
ビズヒッツが運営する「Biz Hits」は、飲食業界から異業種や異職種に転職した人259人(女性142人/男性117人)を対象に、6月29日~7月18日の期間で、インターネットにてアンケート調査を実施しました。
「飲食業の次に選んだ仕事は?」1位は「事務職」
まずは飲食業界からどんな仕事に転職したのか聞いたところ、1位となったのは「事務職」(55人)でした。不動産、メーカー、物流など転職先の業界はさまざまで、事務職とひとくくりに言っても医療事務、営業事務、経理など業務内容も異なるようです。飲食業での立ち仕事に辛さを感じ、デスクワークがメインの事務職を選んだ人もいるのではないでしょうか。
2位は「接客・販売職」(39人)がランクイン。アパレルやインテリアショップの販売、サロンの受付、レジスタッフなど、幅広い職種が挙がりました。中には登録販売者の資格を取得したという人も。飲食業で感じた接客の楽しさを、次の仕事にも求めているといえますね。
続いて「営業職」(35人)が3位に。こちらも業界はさまざまで、広告、金融、メーカーなどの会社に就職したという人が多いようです。飲食時代に習得した接客スキルを活かすことで、営業の仕事にもスムーズになじめそうですね。
転職方法、1位は「ハローワーク」
転職の方法は大きく分けて2パターン。1つは「ハローワーク」「転職エージェント」「派遣会社」など、就職斡旋サービスの活用です。業界や職種、労働条件といった希望を担当者に伝えると、条件に合った仕事を紹介してくれます。もう1つは「転職サイト」「求人誌」「直接応募」など、自力での転職活動。すぐに応募できたり、数多くの求人を閲覧できたりする良さがあります。
ランキングを見ると、1位の「ハローワーク」が2位の「転職サイト」と大きな差をつけました。転職に関する相談を気軽にできるのはとても心強いですよね。
他にも知り合いや前職の同僚から誘われて入社した人もいました。今はさまざまな転職サイト、転職サービスがあるので、あなたに合った方法で転職に臨んでみてくださいね。
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