ビズヒッツは4月15日、転職経験のある男女500人を対象に行った、転職先を決めたきっかけや応募数などに関するアンケート調査結果を発表しました。同調査は、2021年3月11~15日の期間でインターネットにより実施。経験者500人の転職先の「決め手」が明らかになりました。回答者は、女性が60.2%、男性が39.8%の内訳。
転職活動の応募数、平均は「4.7社」
転職活動中、転職先が決まるまでに応募した数は「1~3社」が244人と最も多く、全体の平均は4.7社でした。「1社のみ」という人も96人で、19.2%を占めました。年齢や職種・業界などにより異なりますが、一般的には「転職活動で1社から内定をもらうためには、6~10社程度応募するのが目安」といわれている中、3社までの応募に集中しています。
経験者500人が選ぶ、転職先の「決め手」1位は?
転職先の決め手として挙げられた1位は、「希望する仕事内容だった」(137人)。「前職の経験が活きると思った。比較的業務内容が近く、転職後もスムーズに働けた」(40代男性)、「やりたい職種だった。資格が活かせた」(50代女性)などの声が見られました。
2位は「 収入に納得した」(117人)。「前職よりも給料が高かった」(30代女性)、「収入が安定していた」(40代女性)のほか、「3社応募して3社とも採用され、最終的には給与で決めた」(20代男性)という羨ましいコメントも。関連しているものとして、14位に「収入と休日のバランスがよかったから」という回答もランクインしています。「基本的に残業がなく、完全週休2日制」(20代女性)、「土日祝休みで、休日の条件が良かった」(30代女性)、「シングルだったので、ある程度時間の融通がきくところが良かった」(50代女性)など、「勤務時間・休日数がよかった」が3位でした。
4位の「希望する勤務地で働ける」では、「在宅勤務で一切出社しなくていいこと」(20代女性)、「家から通いやすい距離にある」(40代女性)、など職場が通いやすい所にある、または在宅勤務であることのほか、「転勤に関わるトラブルで前職を退職したため、転勤がないこと」(50代男性)というコメントもありました。
転職先を決めるときの相談相手、1位は「家族・親戚」
転職先を決めるにあたり、「誰かに相談した」人は55.2%。転職先について相談した相手は、本音で相談でき、率直なアドバイスがもらえる「家族・親戚」が圧倒的に多く1位でした。転職市場の動向を踏まえたアドバイスや専門的な助言を期待できる「転職エージェント」や「ハローワークの担当者」も4位にランクインしました。
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