結婚に意欲的なのは「年収300万未満」と「年収800万以上」、どっち? 年収別の婚活事情

年収によって恋愛・結婚に対する意欲は変わってくるものなのでしょうか。タメニーは、未婚男女2,412人に対して「恋愛・結婚と経済状況」に関する調査を実施。恋愛、結婚への意欲の違いや恋活、婚活の手段を年収別に分析しました。

SNS上では、「年収500万はないと結婚できない」「家も車も買って子どもを育てていくには、最低でも年収700~800万は必要」のような声が見られます。恋愛や結婚には経済状況が少なからず影響しますが、年収によって恋愛・結婚に対する意欲は変わってくるものなのでしょうか。

タメニーは4月16日、「恋愛・結婚と経済状況」に関する調査結果を発表しました。同調査は、25~39歳の未婚男女2412名を対象に、2021年3月29~31日の期間でインターネットにより実施。また、回答者の現在の年収は「300万円未満」(46.1%)が最も多く、次いで「300万円以上~500万円未満」(25.9%)、「500万円以上~800万円未満」(6.8%)、800万円以上(1.9%)、「答えたくない、よく分からない」(19.3%)という内訳に。
 

年収500万超の「結婚意欲」は300万未満の約2倍!

「結婚対象の相手がいる」割合は年収が増えるにつれて増加

「結婚をしたいという意欲があり、すでに対象となる相手がいる」割合は、300万円未満が15.7%。800万円以上では33.3%で2倍以上に増えています。年収が増えるにつれ、結婚したいという意欲があり、「すでに対象となる相手がいる」割合が高くなる傾向が見られます。

結婚の意欲があって「相手を見つけるための活動をしている」割合は、300万円未満では9.9%。500万円以上~800万円未満の19.4%と約2倍の開きがありました。

「結婚をしたいという意欲があり、すでに対象となる相手がいる」と「相手を見つけるための活動をしている」を合わせた「結婚圏内にいる」人の割合は、年収300万円未満では25.6%。年収500~800万円未満では46.7%、800万円以上が46.4%。いずれも5割弱で、300万円未満の約2倍になりました。
 

年収別恋活・婚活事情! 年収800万円以上は「合コン」「SNS」

全体の「恋活・婚活手段」は「マッチングアプリ」が圧倒的に多い

恋愛か結婚を「したいという意欲があり、相手を見つけるための活動をしている」と答えた回答者を対象に、「相手を見つけるためにしている活動」を調査。全体の結果では、最も多かったのは「マッチングアプリ」(51.5%)。次いで「合コン」(24.0%)、「友達・知人との親睦・交流」(23.7%)、「友達・知人からの紹介」(21.0%)でした。 

年収800万円以上で目立ったのは「合コン」「SNS」

「恋活・婚活の手段」を年収別に見ると、年収800万円以上の回答で他の年収グループと比べて利用率が高かったのは、「合コン」(45.5%)、「SNS」(36.4%)、「社会人サークル/スクール」(18.2%)でした。

同調査では、男性の12.0%、女性の8.0%が「一生結婚するつもりはない」と回答。ただし、「収入や貯蓄が増える」ことがあれば、「一生結婚するつもりはない」と回答していた男性の54.6%、女性の34.5%が「いずれ結婚するつもり」に変わる可能性があると回答しています。年収が結婚への意欲に大きく関わるという人が、男性では半数以上にのぼる結果となりました。
 

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