中国でも人気! 現地の無印良品ファンが選ぶ、売れ筋商品ベスト5

シンプルでナチュラルな無印良品は、中国でも大人気! もちろん中国人の趣向は日本人とは異なり、意外な商品に人気が集まっています。ここでは中国のMUJI事情にあわせて、中国MUJIファンが選ぶ売れ筋ベスト5をご紹介します。

中国人は無印が大好き!

中国のMUJI店舗も家具、衣類、文具、食品となんでも揃う(C)残羽

無印良品は2005年に上海に1店舗目を構えてから順調に業績を伸ばし続け、今では中国のほとんどの主要都市に出店。都市部のショッピングモールには定番のテナントとして入っており、大都市である上海、北京などには10店舗近く存在しています。

もともと中国人は派手なブランドが大好きなのですが、最近では都市部の若い世代を中心にシンプルでナチュラルなデザインを好む層が増加。無印良品は、そういった若者から愛されているのです。また、商品の安全性についても注目され始めているなか、オーガニックで安心な無印のイメージは中国人に刺さったわけです。

中国の無印良品に並ぶ商品は基本的に日本のラインナップと同じですが、値段はやや高め。それでも根強いファンが多く、日本のブランドとしてユニクロに並ぶ知名度があります。
 

中国には「色々な無印」があるけれど、欲しいのはホンモノ! 

中国MUJIファンにとっては、「MUJI」のロゴ入りの紙袋も大切なもの

中国における人気ブランドの定めとして、模造品問題があります。無印も例外ではなく、「无印良品 Natural Mill」など、無印という言葉を使ったまがいものがいくつも存在しています。

でも、昨今の消費者は目が肥えていて、やっぱり日本発のホンモノの無印良品が欲しい人がほとんど。MUJIファンはその品質の良さ(安全性)に惹かれているからです。

そんな中国MUJIファンが選ぶベスト5をご紹介します。
 

第1位「わた菓子」

50%オフのセール期間には多くのMUJIファンがまとめ買い(C)残羽

子どもはもちろん、昔を思い出す懐かしい味で大人にも大人気! 無印に訪れたら一度は買ってしまうナンバーワン商品です。

日本で売られているものと違って、小分けにはなっていませんが、そのダイナミックさが中国MUJIファンにはぴったり。無印のわた菓子は、ギュッと濃密でふわっふわ。「まるで雲を食べているみたい」「露店のわた菓子の進化版」と絶賛されています。

・わた菓子/充气糖果 150円(日本)、18元(約300円)
 

第2位「レトルトカレー」

ビーフカレー (C)残羽

無印のカレーなら、「日本のカレー」なんだろうな……という想像をいい意味で裏切ってくれる逸品。日本人よりスパイス大好きな中国人にとっては、まさに「求めていた味」なのです。

値段がお手頃なのも人気で、各自それぞれ食べたい味をセレクトして、自宅でMUJIディナーを楽しむ――なんて家族も少なくありません。

・レトルトカレー/咖喱速食包 350円(日本)、24元(約400円)
 

第3位「ハンガー」

(C)残羽

パッと見たとき「あれ?」と思わせる不思議な形状は、襟ぐりの伸びを防ぐためのデザイン。このちょっとした気遣い、また白一色の清潔感あふれる無印らしいデザインとリーズナブルな価格は中国人にも大いにうけています。

・ハンガー/PP洗涤用衣架 250円/3本(日本)、15元(約250円)
 

第4位「チョコがけいちご」

(C)残羽

4位にランクインしたのは「チョコがけいちご」。中国のMUJIスイーツファンがわた菓子の次に選ぶ、MUJIスイーツです。日本でも「神スイーツ」といわれていますが、中国でも「超級好吃(超絶おいしい)」と絶賛されています。

(C)残羽

写真の「ストロベリーチョコ」と「チョコ」のほか、「宇治抹茶チョコ」「ホワイトチョコ」もあります。

・チョコがけいちご/草莓巧克力 290円(日本)、18元(約300円)
 

第5位「ゲルインキボールペン」

(C)残羽

中国人に「日本の文房具といえば?」と聞くと、「無印良品!」と答える人は少なくありません。特に中国の若年層はMUJI文具に対する憧れが強く、文具を全部MUJIで揃えている学生さんをよく見かけます。

そんなMUJI文具の中で断トツ人気なのがゲルインキボールペン。書き心地がよく、カラーバリエーションが豊富なうえに、見た目がシンプルで「まさに無印!」なのがカッコいいからです。

・ゲルインキボールペン/凝胶中性墨水圆珠笔 小売価格90円(日本)、7元(約120円)

文具ではゲルインキボールペンのほか、黒い消しゴム(大7元/約120円、小4元/70円弱)も根強い人気(C)残羽

ベスト5入りはしなかったけど、中国で愛される無印商品はほかにもあります。その代表的なものを3つピックアップしてみました。
 

番外編1「ビーズクッション」

(C)残羽

1つ目は「舒适沙发(快適ソファー)」の名前で売られるビーズクッション。「座ったら起き上がりたくなくなる」という人は多く、無印ショップでも、サンプルクッションに気持ちよさそうに座ったまま、目をつぶっている人をよく見かけます。

・ビーズクッション/舒适沙发 9,900円(日本)、900元(約15,000円)
 

番外編2「アロマ・フレグランス」

コードレスアロマディフューザー(C)残羽

最近、話題なのが自宅で過ごす時間を贅沢なものに変えてくれるアロマ・フレグランス。品質にこだわる無印製なので、安心して使える点が評価されています。

エッセンシャルオイル(C)残羽

価格も高すぎず、安すぎず、手の届く範囲。プレゼントとしても重宝しています。

・コードレスアロマディフューザー/超声波香薰机 3,990円(日本)、280元(約4,700円)
・エッセンシャルオイル/芳香油(10ml) 890円~(日本)、58元(950円強)
 

番外編3「家具」

(C)残羽

中国で家具チェーン店といえば「IKEA」を思い浮かべる人が多いのですが、近年、MUJI家具も注目を集めています。無印良品のシンプルでナチュラルな雰囲気を家でも満喫したい人が急増中です。

・写真のロングソファー 3,240元(約54,000円)

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