LINEリサーチは、全国15~69歳の男女4万8648人に聞いた「貯金と資産形成」に関するアンケート調査結果を発表。みんながいくら貯金をしているのか、年代別の貯金額や、資産を増やすために行うことなどが明らかになりました。
貯金額は全体の約3割が「50万円未満」
貯金状況については、72%が「貯金をしている」と回答。「貯金していない」は9%で、多くの人が貯金をしていることが分かりました。
貯金額は、貯金している人の中で最も割合が高かったのは「50万円未満」で、全体の約3割。60代以外のすべての年代で「50万円未満」の割合が一番高くなっています。
10代では「50万円未満」は6割を占めますが、20代になると4割になり、50万円以上の割合もぐっと増えてきます。30代以降では100万円以上が過半数を超え、貯金額が多い人の割合が増えていました。
貯金額が「1000万円以上」のボリュームは年代が上がるにつれて高くなり、60代では約2割となりました。
「お金や資産を増やしたい」意欲は20~30代が高い傾向に
お金や資産を増やしたいと思うかどうかを聞いたところ、「とてもそう思う」「そう思う」を合わせた「お金や資産を増やしたい意向がある人」の割合は8割でした。
若い年代ほどお金や資産を増やしたいと思う人の割合は高くなり、特に女性20代で「とてもそう思う」と回答した人の割合が高く、約7割でした。
資産を増やすために行うことは?
資産を増やす方法については、「貯金をする」「節約をする」が約5割。次いで「資産運用/投資をする」が約3割で、2020年に実施した調査と比較すると、4ポイント上昇していました。
男女別の傾向を見ると、「貯金をする」「節約する」が男女ともに1位、2位でした。3位以降は男女で傾向の違いが見られ、男性は3位が「資産運用/投資をする」に対し、女性は「いらないものを売る」が2割強。特に若い年代ほど割合が高く、ブランド品から日用品まで、フリマアプリやリサイクルショップなどで気軽に取引をする人が多いことが伺えます。
同調査は2020年12月21日~25日、インターネットで実施したものです。
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