家の中にある不用品というと、洋服やバッグなどが思いつくかもしれません。でも意外に多いのが本ではないでしょうか。ビジネス書や小説、漫画などジャンルも幅広いので、家の中に眠っている可能性がとても高いと思います。
本の取引が前年比約3倍に
楽天は2021年1月7~14日、フリマアプリ「ラクマ」のユーザー1万2119人を対象に「本に関するアンケート調査」を行いました。このきっかけになったのが、2020年4月16日~5月25日の緊急事態宣言期間中の本カテゴリーの取引件数の増加です。ラクマで見る限り、なんと2.9倍になっています(前年の同じ時期との比較)。
この時期は家にいる時間も多くなり、片付けをする人も増えました。その影響もあるでしょうし、逆に時間があるから本を読もうという人も増えたようです。
本を読む時間が増えた人は全体の4分の1に
緊急事態宣言発以降の読書時間については、「増えた」と回答した人が全体の25.4%でした。
年代別で見ると10代が最も多く31.3%、最も少ない50代でも20.8%となっています。
フリマアプリで本を売る機会が増えた人は3割以上
フリマアプリで不要な本を売る機会について質問をしたところ、全体では30.6%の人が「増えた」と回答しています。
最も多いのが10代で39.2%となり、4割近くにのぼります。
不要な本、どのくらい持っている?
実際に家の中にどのくらい読まなくなった本があるのでしょうか。年代別に見ていくと以下のようになっています。
年齢に比例して不要な本の本数が増え、60代が最も多く平均134.4冊でした。
不要な本の数と年齢は比例していることが分かります。年齢が高いということは、これまで読書をする時間が多かったので、本もたくさん買っていたのではないでしょうか。そして大切な本を売るということに、多少なり抵抗があったのかもしれませんね。
不要な本を売ったらいくらになる?
もし不要な本を売ったらいくらくらいになるのか。これに関してもラクマが調査をしています(仮に楽天「ラクマ」で不用な本を売却した場合に得られる金額を独自算出)。
60代以上は持っている本も多いので、その分資産価値も大きくなり平均で約16万円にもなるそうです。
フリマアプリで本を売るときには、バーコード出品が楽
フリマアプリで本を売る場合、バーコード出品の機能を使うと楽です。
本についているバーコードにスマホをかざすと本のタイトルを表示してくれて、相場まで教えてくれます。
本の状態は写真を撮って伝える必要がありますが、ラクマはハッシュタグなどもつけてくれます(メルカリの場合には、本の内容も記載してくれます)
フリマを始めるなら本がおすすめ
これからフリマアプリをスタートするならば、本の出品がいいと筆者は思っています。バーコード出品が使えますし、実は梱包も楽だからです。手間や時間を考えた場合、いきなりハードルが高い商品だと挫折してしまうかもしれませんが、本ならハードルが低いと思います。今回の調査でも不要な本がかなりのお金になることがわかったので、これをきっかけにしてフリマアプリを始めてみてはいかがでしょう。
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