スパコロは2月15日、全国20~60代の男女1万人を対象に行った「コロナ前後・年末年始の体重についての意識調査」の結果を発表しました。全体の約3割がコロナ禍で体重が増加したと回答。そのうち約半数は年末年始で体重が増え、男女平均で約2.3キロ増加したことが分かりました。
コロナ前と比較して体重が増加した人は約3割に
コロナ前後で体重が「増えた」と回答した人は30.2%。そのうち「2~3キロ程度」は18.6%、「5キロ前後」は9.3%、「10キロ以上」は2.3%でした。
性年代別でみると、1位は女性30代で36.5%。次いで女性20代(32.8%)、男性30代(32.0%)でした。上位は女性が占める結果となりました。
2020年は新型コロナウイルスの影響でステイホームの時間が増え、テレワークやオンライン授業が普及しました。体を動かす機会が減り、コロナ禍で慢性的な運動不足に陥っている人は少なくないようです。
年末年始で体重が増加した人は全体で23.9%に
年末年始で体重が増加したと回答した人の割合は、全体で23.9%でした。
性年代別でみると、1位は女性30代(29.9%)、2位は女性20代(28.9%)、3位は女性50代(25.0%)と、先の「コロナ禍で体重が増加した人」に続き、こちらも女性が上位に並ぶ結果に。
体重増の人の5割超が年末年始で、全体平均約2.3キロ増に
コロナ禍で体重が増えた人に着目すると、この年末年始で体重が増えたと回答した人は55.0%。また、年末年始で増加した体重は全体平均で2.33キロでした。
男女別でみると男性平均は2.58キロ、女性平均は2.12キロの増加がみられました。
現在、体型・体重管理を実際に行っている人は全体の3割
現在体型・体重管理をしているか聞いたところ「している」と回答した人は全体で29.1%、「してないが、するつもり」と回答した人は34.2%。合計で、体型・体型管理を意識している人は全体で約6割という結果となりました。全体の半数以上が体重・体型管理を意識しているものの、実際に実行できているのは、意識している人のさらに約半数しかいない状態が分かりました。
性年代別でみると、女性50代の「してないが、するつもり」と回答した人を筆頭に、ほぼ全ての年代で女性の割合が全体平均よりも約5ポイント以上高い結果となりました。女性は体型・体重を管理する意識は高いものの、行動に移せない人が多い傾向にあるようです。
本調査は2021年1月7~22日の期間、全国20~60代の男女1万人を対象にインターネットで実施しました。