2月14日のバレンタインに向けて、「義理チョコ」の代名詞ともなっているブラックサンダーの新商品が登場しました。
製造販売元の有楽製菓によると、2021年は誰でも気ままにバレンタインを楽しめる商品を揃えたとのこと。「今までブラックサンダーは義理チョコをあおり続けたことを反省しました……」というコメントとともに発表された新作は、いったいどんなモノなのでしょうか? 早速見ていきましょう!
ブラックサンダー史上初! 味変も楽しめるソース付き新商品も
今回発表されたブラックサンダーの新商品は2種類。有楽製菓のECサイトで購入できます。
1つ目は、しっとり食感が特徴の「キャラメルをからめるしっとりブラックサンダー」1箱972円(税込)。スポンジケーキを採用し、コーティングするチョコにキャラメルを使用することで、いつものブラックサンダーのザクザク感とは違うしっとりなめらかな食感が楽しめます。
この「キャラメルをからめるしっとりブラックサンダー」、ブラックサンダー史上初、味変が楽しめるチョコとなっています。「キャラメル」「ラズベリー」と2種類の味のソースが同梱されていて、食べ進めながら新しい味が楽しめます。
ソースはお好みで付ける量を調整します。もちろんソースをかけずにそのまま食べても美味しいキャラメル味です。
有楽製菓によると、いつものブラックサンダーにこのソースをかけても美味しいとのことです。
「至高の生ブラックサンダー」は進化して2021年も発売!
新商品2つ目は、1箱3780円(税込)の「至高の超生ブラックサンダー」。昨年東京駅で期間限定販売した「至高の生ブラックサンダー」の進化版です。こちらはミルクチョコとホワイトチョコの2本セットで、両方ともザクザク感が楽しめる生チョコとなっています。
「至高の生ブラックサンダー」はブラックサンダーと生チョコを別でコーティングしていたのに対し、「至高の超生ブラックサンダー」はビスケットのうえにチョコをコーティングして混ぜることで、生チョコとビスケットの食感をきちんと残しつつ、カットがしやすいようにしています。
開発を担当した有楽製菓 直販事業部の松並季彦係長は「生チョコは水分があるので、混ぜるとビスケットがやわらかくなってしまう課題がありました。今回新たな製造設備で特別な製造工程を経ることでその課題を解決しました」とコメント。やわらか食感を出すことで昨年『至高の超生ブラックサンダー』を出したときに言われた『カットしずらい』という声にも応えたといいます。
バレンタインをもっと自由に!
このほかにも有楽製菓が1月25日にオープンしたECサイトでは、ブラックサンダーの工場の空気が入った「空ブラックサンダー」(1円、限定100個)やブラックサンダー500本をセットにした「大漁ブラックサンダーボックス」(1万円、限定5個)、自分をプレゼントに見立てられる「人間用特大リボン」(1800円、限定10個)、ブラックサンダーのパッケージを使用した「ブラックサンダーマフラー」(3000円、限定2個※中身はタオル)、ブラックサンダーを優雅に観察できる「ヘッドマウントルーペ」(1500円、限定10個)など、バラエティ豊かな商品を販売しています。
新商品発表会に登場した有楽製菓の河合辰信社長はこれまでのバレンタインを振り返り、「ブラックサンダーは2013年から『義理チョコ』に絞った形で展開してきましたが、国内のバレンタイン事情もこの約8年で変化しました」と前置きしたうえで、「義理義理義理義理……言いすぎました」と反省。義理チョコをあおり続けたブラックサンダーにも責任があるため、2021年は誰もが思いのまま楽しく過ごせるような商品をラインナップしたと説明しました。
「誰かに買ってもいいし、自分のために買ってもいい、何も買わなくてもいい。今年はそんなバレンタインにしてもらえたら」(河合社長)と話しています。
コロナ禍で例年とは違うバレンタインを過ごす人も多いのではないでしょうか。2021年はブラックサンダーのいつもとは違う新商品を選んでみませんか。