山梨銘菓「桔梗信玄餅」×モンテール「プリンどら焼」
山梨のお土産の定番といえば、桔梗信玄餅。お餅と黒蜜ときなこの組み合わせがやみつきになる素朴な和菓子ですね。実はいろいろな商品や会社とのコラボにも積極的で、過去にはガリガリ君やマイクポップコーンとコラボしたこともあります。
そんな桔梗信玄餅の新たなコラボ相手は、スーパーのチルドスイーツでおなじみ、モンテールの「プリンどら焼」。モンテールでは洋菓子と和菓子を融合させた「わスイーツ」シリーズを2017年9月から展開しており、「プリンどら焼」もそのひとつです。
「桔梗信玄・プリンどら焼」のパッケージは、赤・白・紺の桔梗信玄餅カラー。桔梗の花があしらわれており、見た目からして期待が高まります。
不思議! 餅がないのに桔梗信玄餅の味
「プリン×どら焼」という、ただでさえハイブリッドな味を、さらに複雑にするこのコラボ。気になる味を早速チェック!
どら焼き生地の中にはミルククリームがたっぷり。真ん中には今回の主役ともいえる「きなこプリン」がドーンと鎮座しています。きなこプリンは通常のカスタードプリンより茶色が濃く、マロンペーストを思わせる色味。なめらかですが、弾力もしっかりあるので、食べながらつぶれる心配もありません。プリンの上には、桔梗屋の黒蜜を使った「黒蜜ペースト」がかけられています。
一口食べると、餅は使われていないのに、不思議なくらい桔梗信玄餅の味! きなこと黒蜜の組み合わせというのも理由の一つですが、ポイントは食感。ふんわりもっちりとした食感のどら焼き生地は、弾力が強めのきなこプリンと一体になると、かなり餅に近い食感に感じられるんです。
和菓子としても洋菓子としても楽しめる味
今回の商品では、どら焼き生地の開発にとくに力を入れたそうで、「桔梗信玄餅をイメージし、もちもち感と、食べたときにプリンやクリームとの一体感を重視してふんわり感を残すなど、食感にこだわりました」とのこと。濃厚でコクのある黒蜜ペーストは生地にもしみていて、桔梗信玄餅らしさをよりアップさせています。
また、きなこの風味をしっかり感じるきなこプリンは、自家製の低温殺菌牛乳ときなこ、さらに自家製カスタードを加えて濃厚な味わいに仕上げたそうです。
和洋折衷のおいしさを楽しめる「桔梗信玄・プリンどら焼」、日本茶とあわせてもコーヒーとあわせてもよさそうです。ひとつ286kcalで、食べごたえもたっぷり。満足感のあるおやつです。商品は沖縄をのぞく全国のスーパーにて、2020年11月1日から11月30日まで期間限定で販売中。桔梗信玄餅ファンも納得の味です。