おいしくて備蓄もできる! 無印良品おすすめ食品
災害への備えとしては、非常食に加えて日常の食品もあると安心。いつも食べている食品をすこし多めに買っておいて、賞味期限の早いものから順々に消費し、使ったら補充していく「ローリングストック」がおすすめです。いざというときにもいつもの味が楽しめると、気持ちがほっと落ち着きます。
今回は人気の無印良品の食品の中から、食べておいしく、備蓄もできるおすすめ商品を賞味期限別に紹介します(※賞味期限は製造日からの日数です)。
1. 【賞味期限60日】「不揃いバウム」シリーズ
季節の味を含め、約30種類がある「不揃いバウム」シリーズ。もともと「バウム」シリーズとして販売されていたものを、ムラや凸凹もよしとすることでムダを省き、価格も下げました。フレーバーにもよりますが、1本あたり400kcal前後で、食べごたえたっぷり! しっとりした食感の本格的な味わいで、これが1本150円というコスパの良さも驚き。そのまま食べられるスティック型なので災害時は避難所へも持っていきやすく、おやつはもちろん朝食にもなります。
2. 【賞味期限90日】野菜チップ、国産野菜のスティック
栄養が偏りがちな災害時にも罪悪感なく食べられるのが、野菜を使ったお菓子。一度にいろいろな野菜を楽しみたいときには、かぼちゃ・じゃがいも・人参・いんげんを使った「フライドミックスベジタブル」がおすすめ。小さな子どもにはチャック付きの「国産野菜のスティック」シリーズが少量ずつ食べやすくて便利。じゃがいも・さつまいも・にんじん・かぼちゃの4種類があります。
3. 【賞味期限150日】ミニラーメン
小腹が空いたときにぴったりな量のミニラーメン。麺に味が付いているので、マグカップやお椀にいれて、お湯をかけるだけでOK。もしくはそのままポリポリと食べることもできるので、災害時にお湯が用意できないときはそのままおやつ感覚で食べられます。子どもから大人まで楽しめるのはチキン味。ほかにキムチ味やトムヤンクン味もあります。
4. 【賞味期限365日】レトルトカレー
無印良品の食品の中でも、高い人気を誇るレトルトカレーは備蓄品としても優秀。通常は湯せんか電子レンジで加熱しますが、そもそもレトルトパックはできあがりを真空パックに詰めているので、いざというときには温めなくてもそのまま食べられます。約40種類のうち、一番人気は「バターチキン」。2009年発売のロングセラー商品で、これまでに4回目のリニューアルを実施。2019年のリニューアルでは、数種類のトマトを組み合わせることで、旨みや酸味、甘味のバランスがさらによくなっています。
5. 【賞味期限365日】「ごはんにかける」シリーズ
カレー以外のレトルトも充実。「ごはんにかけるシリーズ」は茶碗一杯のごはんにちょうどいいサイズのレトルトのおかずです。シリーズは全10種類あり、マレーシアの「バクテー」やタイの「ガパオ」などエスニックな世界各地の味が勢ぞろい。スパイス使いも巧みで、一度食べるとやみつきに。シリーズ名は「ごはんにかける」となっていますが、お好みで麺類(うどんやフォー)にかけてもOK。お湯を加えて調整すればスープとしても楽しめます。カレー同様、加熱は湯せんか電子レンジですが、いざというときはそのままでも食べられます。
6. 【賞味期限365日】「食べるスープ」シリーズ
フリーズドライ「食べるスープ」シリーズ。「食べる」というシリーズ名のとおり、具だくさんです。災害時に食欲がないときもスープならお腹にすとんとおさまりますし、温かいものがあると気持ちが落ち着きます。
7. 【賞味期限731日】「魚の缶詰」シリーズ
長期保存ができる缶詰は備蓄の定番。なかでも魚の缶詰は長期保存ができ、炭水化物が多くなりがちな災害時の気軽なたんぱく質摂取にお役立ち。無印良品の「魚の缶詰」シリーズは、さばやぶりなど定番の魚以外に「こまい」などちょっと珍しい魚があるのも特徴。骨までやわらかく仕上げてあるので、骨ごと食べられるうえ、旨みもたっぷりで、日々のおかずにも重宝します。
災害時もいつも食べているおいしいものがあれば、ほっとした気持ちになります。日頃からおいしく使いつつ、災害時にも活躍してくれるものを用意して、いざというときに備えてみませんか。