特売の度に買い物に行っていた私
家計のやりくりをする中で、どうすれば無理せず節約ができるのか?は大きなテーマになってくると思います。特に食費や日用品は必要不可欠な物と認識してしまい、気づいたら予算オーバーということも。その原因を考えてみて改めて着目したのが「買い物の回数」です。
自分の買い物のパターンを考えると、特売の度にスーパーに行っていました。今日はキャベツが安い、今日は卵が98円という感じに目玉商品につられてしまっていたのです。目玉商品は確かに安いのですが、卵だけ買っているかというとそうではありません。卵の他に特に必要ではない物まで買ってしまっていたのです。それに気づいた私は、だったら買い物に行く回数を減らせばいいと思い、「買わないデー」をつくることにしました。私の場合、月曜、水曜、木曜がそれにあたります。
50円の節約のために500円を使っている?
買わないデーを決めることで、消費について冷静に考えることができました。結果、いくら特売といっても普段と大きく値段が変わらないことが多いとわかったのです。例えば、普段198円のカレールーが148円になるとしても、差額は50円です。でも、この50円のために買い物に行って余計な物を500円買ったら全く意味がありません。だったら買い物に行ったときに普通の値段で買った方がいいということになります。そういう冷静な判断ができるようになったのは、家計やりくりには大きなメリットになると思います。
例外もつくっておく
ただ、買わないデーは絶対的なものではなくて、多少のずれが生じることもあります。私が住んでいる地域では、月初めの3日間は大抵特売が行われるので、もしこの3日間が「買わないデー」にぶつかってしまったら他の日に振り替えるようにするのです。また、子供が学校で使う物や急を要する物は例外としています。そういう調整をしながら週に3日の買わないデーをつくっていくと、ストレスにもなりませんし、本当の意味での特売活用になるのではないでしょうか。
買わないデーは最低3日としているので、多いと週に5日お財布を開かないことも過去にはありました。実際に5日買い物に行かないと冷蔵庫の中はかなりガラガラになりますが、意外と平気でした。自分がいかにストックを持っているかにも気づかされたので、断食のような「断買」の効果は大きいと感じました。家計のやりくり方法として「買わないデー」、ぜひチャレンジしてみてください。