休日が続く時期というのは、不倫が発覚しやすい時期でもある。夫の不倫疑惑に揺れた年末年始を過ごした女性は何を考えているのだろうか。
 

初詣の夫がテレビに映って

以前から、夫の行動を怪しいと疑っていたケイコさん(42歳)。5歳年下の夫と結婚して8年、7歳の子がいる。

「半年くらい前から、妙に帰宅が遅かったり休日に出かけたり。『健康のためにスポーツジムのジョギングチームに入って走ることにした』ということでしたけど、なんだか言い訳くさい。そんなふうに思っていたら、そのジョギングチームで初詣に行くと言い出したんです。夜11時頃、喜々として出かけていきました」

子どもも寝てしまい、ぼんやりとひとりで年越しをした彼女は、何ということなくテレビを観ていた。するとどこかで見た顔が……。

「見逃しませんよ、夫の顔くらい。隣には若い女性がいました。一瞬のことだったけどやられたと思った」
彼女はその場で夫にメッセージを送った。

「テレビに映ってるよ」

みんなで初酒を祝ってくるといっていた夫が、帰宅したのはそれから2時間後。ドアを開けるなり、夫は「みんなで映ってたでしょ」と開口一番言った。

「若い女性とふたりでデレデレしてたじゃない、と言うと、『いや、違うよ。周りにみんないたんだよ』と。『じゃあ、なんでこんなに早く帰ってきたわけ?』と尋ねたら、『いやあ、寒いしさあ、初酒はまた改めてということになって……』とモゴモゴ。あえて無視していたら、夫は急にワインなんか開けて一緒に飲もうよって。私は騙されません。今は様子見です」

予定通りにしていればよかったのに、慌てて帰ってきてしまうところが彼の正直なところでもあり脇の甘いところでもある。「周りにはみんないた」で押し通せないのが夫の弱さですよね、とケイコさんはつぶやいた。


 

散歩に出かけたまま5時間

元旦の昼頃、散歩に出かけると言ったまま夜まで夫が帰らなかったというのはミユキさん(44歳)だ。

「夫曰く、散歩して銭湯に入ってのんびりしていたら夕方になっていた、と。まあ、言い訳としては通用するのかもしれませんが、そもそもあなたは銭湯なんていったことないでしょと言ってやりました。でも元旦の銭湯っていくらなのと聞いたらすらすら答える。これもヘンだった。夫はふだん、自分が払ったお金もまったく覚えていないタイプですから」

それだけでいきなり不倫を疑っているわけではない。年末、やけに家の電話に無言電話が多かったのだ。ずっと留守番応答にしてあるのだが、それでも気にはなっていた。

「今年は少し監視の目を厳しくしないといけないでしょうね。元日の晩、夫が寝てからこっそり携帯に監視アプリを投入しておきました(笑)。これから何が出てくるか楽しみです」

ミユキさんの口元は笑っていたが、目は笑っていなかった。