2021年、大阪に誕生!オシャレで刺激的な「Wホテル」が日本初上陸

世界に50軒以上を展開するスタイリッシュで刺激的なラグジュアリーホテルブランド「W(ダブリュー)ホテル」がいよいよ日本に上陸。2021年大阪・南船場に「W OSAKA」がオープンします。設計顧問は安藤忠雄氏です。

オシャレで刺激的なラグジュアリーホテル「Wホテル」

Wホテルロゴ

マリオット・インターナショナルが展開する世界的なホテルブランドのひとつ、「W(ダブリュー)ホテル」がついに日本上陸! 2021年に大阪にオープンすることが発表されました。

ニューヨークのカオスとカルチャーから1998年に誕生した「Wホテル」は、現在世界各地に50軒以上を展開。最先端のデザインにその土地の要素を取り込んだスタイリッシュで個性あふれる空間が特徴で、ファッション関係者やクリエイターからも絶大な人気を誇ります。各地のホテルでは音楽やファッション関連のイベントが開催されることも多く、刺激的な滞在が楽しめるラグジュアリーホテルです。

記者発表会
Wホテルのバー「Woo Bar」ではライブDJ付きパーティが行われることも。2018年1月10日に開催された記者発表会では、Wブランドを体感できるようDJブースが登場

ブランド名の由来でもある「Whatever/Whenever ®」(いつでもどんなことでも)という独自サービスがあり、24時間どんなことでもリクエスト可能。人気レストランの予約やファッションイベントのチケット入手など、特別な体験も思うまま。従来の“眠るため”のホテルとは違い、むしろあまり寝ないで夜遅くまでその土地を存分に楽しみたい人にこそおすすめ。ラグジュアリーの概念を超えた非日常な滞在によって活力をチャージできるホテルであり、デザインもアプローチも斬新です。
 

「W OSAKA」は大阪・御堂筋沿いの好立地

「W OSAKA」外観イメージ
「W OSAKA」外観イメージ

大阪・南船場に誕生する「W OSAKA」は、大阪の目抜き通りである御堂筋沿い。地下鉄御堂筋線の本町駅と心斎橋駅の中間あたりで、ビジネスにもレジャーにも便利な場所です。

27階建ての新築のホテルで、客室は「エクストリームWOW スイート」(1室)、「WOW スイート」(2室)など40室のスイートを含む全337室(予定)。どの部屋もWホテルらしい斬新でスタイリッシュなインテリアになるそうです。ホテル内にはほかに、レストラン、バー「WOO Bar」、プール「WET Deck」、最先端フィットネスセーター「FIT」、スパ施設「AWAY SPA」なども完備されます。

記者発表会
2018年1月10日記者発表会内での調印式。同ホテルを所有する積水ハウス株式会社代表取締役会長兼CEO 和田勇氏(左)、マリオット・インターナショナル社長兼マネージングディレクター クレイグ・スミス氏(右)

Wホテル日本デビューの地として大阪を選んだ理由について、マリオット・インターナショナル社長兼マネージングディレクターのクレイグ・スミス氏は、「エネルギーと躍動感にあふれた大阪は、Wホテルの生誕の地であるニューヨークと共通点を数多く持つ土地だと考えています。大阪の土地の空気や人が持つ大胆な姿勢や24時間眠らない街のカルチャーが、Wホテル日本デビューの地にふさわしいと確信しています」とコメントしました。
 

「W OSAKA」の設計顧問は安藤忠雄氏

安藤忠雄氏
設計顧問の安藤忠雄氏(2018年1月10日記者発表会にて)

「W OSASA」の設計顧問を務めるのは、世界的な建築家である安藤忠雄氏。「W OSAKA」の外観は、シンプルな黒いガラスに切れ込みがはいったデザインになっていますが、これはホテル内側のエネルギーが切り込みから外に染み出てくるようなイメージだそう。夜になって客室の明かりが灯ると、また違う表情を見せます。

安藤氏といえば、2万本以上の植物を植栽した新梅田シティ(大阪)の「希望の壁」など、建物だけでなく、都市全体や環境を考えたプロジェクトを多く手がけています。今回の「W OSAKA」については、「大阪のメインストリートで、シャンゼリゼといわれるくらいにきれいな御堂筋にあります」とその好立地に言及。美しいイチョウ並木も有名な御堂筋は、安藤氏が考える大阪の都市としての魅力を伝えられる格好の場所といえるのでしょう。

「Wホテルは、新しいことに挑戦するホテル。今までのホテルとは違う感じになるだろう」と記者会見で語った安藤氏。Wブランドの世界観に安藤氏らしさや日本らしさを組み込むことで、どんなホテルに仕上がるのか。開業予定は2021年2月とまだ先ですが、いまからオープンが楽しみです。

W Hotels / The Angle

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