成田-宮崎の路線は初めて!片道5,990円から
ジェットスター・ジャパンは2017年12月21日、東京(成田)-宮崎線に定期就航した。この区間の路線は初。1日1往復での運航となる。運賃は片道5,990円から。
【運航スケジュール】
- GK633 成田→宮崎 11:30→13:40
- GK634 宮崎→成田 14:20→16:00(木曜日のGK634 は14:15→15:55で運航)
宮崎空港ではジェットスターの就航を地元をあげて歓迎
宮崎行きGK633初便は乗客165名(+幼児6名)を乗せて成田空港を11時42分に出発し、宮崎空港に13時41分に到着。成田行きGK634初便の乗客は168名(+幼児2名)で14時27分に出発した。
就航当日の宮崎空港では、成田からの初便が到着すると、就航を歓迎する放水アーチが行われた。
その後、成田から着いた乗客、成田に向けて出発する乗客にそれぞれ就航記念品を配布した。就航式典では、宮崎県の河野俊嗣知事、ジェットスター・ジャパンの片岡優・代表取締役社長らが出席。宮崎県民にとって成田への便の初就航で海外渡航が便利になる、海外や首都圏からの観光客増加などが期待できることなどをアピールした。
またこの日、ジェットスターの地方路線で初となる成田―宮崎線の貨物事業も同時開始した。
南国情緒溢れる観光地、スポーツキャンプ地でも人気
ジェットスター・ジャパンにとって宮崎への就航は国内線17路線目で、日本のLCCでは最大規模の路線数を誇る。特に、九州路線は福岡、大分、熊本、鹿児島に続く5都市目。成田から1都市間の往復だけでなく、行きと帰りで別の空港を利用する九州周遊の旅などもより楽しみやすくなった。
宮崎は年間を通じて温暖な気候で南国情緒溢れ、神話伝承が残る寺社仏閣、ご当地グルメやフルーツなど観光資源が多い。また、マリンスポーツのメッカで、春にはプロ野球やJリーグのキャンプ地としての人気も高い。宮崎空港から市内中心部までバスや鉄道で約10分と交通アクセスも良い。
LCCではピーチ・アビエーションが2015年8月に大阪(関西)-宮崎線を就航。今回のジェットスターは首都圏から初のLCC路線で、観光はもちろんビジネスや帰省、スポーツキャンプ観戦などの需要が見込まれる。
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