年末の東京駅に幻想的な光景が広がる――東京駅グランルーフ Light on Train 実行委員会は、2016年12月1日~25日までの期間限定で、東京駅八重洲口“GRANROOF(グランルーフ)”のペデストリアンデッキならびに八重洲口駅前広場を幻想的に彩るインスタレーション「東京駅グランルーフ Light on Train」を展開する。
2012年より実施されている東京駅八重洲側のクリスマスインスタレーション。2016年は、全長約200mに及ぶグランルーフ全面をキャンバスにし、インタラクティブ性のある壮大なインスタレーション作品に挑む。クリエイティブディレクションは、独自の世界観、映像美を確立し、革新的な作品を国内外で発表し続けている、ビジュアルデザインスタジオ“WOW(ワウ)”が担当。クリスマスシーンをさらに盛り上げる。
以下、東京駅グランルーフ Light on Trainの詳細をリリースより転載する。
「東京駅グランルーフ Light on Train」について
■コンセプト
毎日たくさんの列車が行き交う東京駅に2016 年12 月、新しいプラットホームが誕生します。
ここを発着する列車が載せるのは「光」。
出発する人、通過する人、到着する人、ここに行き交う人々すべてのさまざまな想いやエネルギーを原材料にして作り出される「光」。ここを発着する列車は、その「光」をたくさん載せて東京の夜空へと走り出します。
■インスタレーションのポイント
①全長約200m以上におよぶグランルーフで、映像・照明装置を使った3 つのエリアをシームレスに展開
最新の映像・照明装置を使い、会場内のどこからでも楽しむことが出来る光の空間を演出します。
②インタラクションエリアには、来場者が体験できるインスタレーションを展開
所定のエリアに立つと、その人の影をリアルタイムでルーフ上にシルエット化して投影します。そのシルエットがルーフ上に投影されている列車からこぼれ落ちた「光」に触れると、『光の花』に変化し、漂っていく仕掛けです。
③ビジュアルデザインスタジオ「WOW」によるクリエイティブディレクション、映像制作
ミラノサローネをはじめとし、グラミー賞でレディ・ガガのフェイスプロジェクションマッピングを行うなど、世界の舞台で体験型の空間インスタレーションを展開している、ビジュアルデザインスタジオ「WOW」がクリエイティブディレクションを担当。光と影の物語により、東京駅を訪れる人々を幻想的な世界へいざないます。
■「WOW」プロフィール
東京と仙台、ロンドンに拠点を置き、CM やVI といった広告における多様な映像表現から、さまざまな展示スペースにおけるインスタレーション映像、メーカーと共同で開発するユーザーインターフェイスのデザインまで、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない、幅広いデザインワークを展開。さらに最近では積極的にオリジナルのアート作品を制作し、国内外でインスタレーション展示を多数実施。 作り手個人の感性を最大限に引き出しながら、ビジュアルデザインの社会的機能を果たすべく、映像の新しい可能性を追求し続けている。
http://www.w0w.co.jp/