「2025年秋ドラマ」ではまり役だったと思う男性俳優ランキング! 「佐藤浩市」を超える2人は?

All About ニュース編集部では、「2025年の秋ドラマ」に関するアンケート調査を実施。「2025年秋ドラマではまり役だったと思う男性俳優」ランキングの結果を紹介します。(サムネイル画像出典:日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』公式Instagramより)

2025年の秋ドラマとして、多くの話題作が放送されてきました。そこで、All About ニュース編集部は12月4日、全国の10~60代の男女300人を対象に「2025年の秋ドラマ」に関するアンケート調査を実施。今回は、作品に出演した男性俳優についてのランキングです。

この記事では「『2025年秋ドラマ』ではまり役だったと思う男性俳優」ランキングの結果を紹介します。

>9位までの全ランキング結果を見る

3位:佐藤浩市(ザ・ロイヤルファミリー)/26票

3位は、『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)に出演した佐藤浩市さんです。同作は早見和真さんの小説が原作で、日曜劇場として放送。常に高視聴率を記録して、12月14日に最終回拡大SPが放送されました。

ドラマでは、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語が描かれ、妻夫木聡さんが主人公・栗須栄治を担当。佐藤さんは、栗須に大きな影響を与える、人材派遣会社の創業社長で馬主の山王耕造を演じました。耕造は強い信念を持った豪快なキャラクターで、ベテラン俳優の佐藤さんにピッタリ。人との繋がりを何よりも大事にする熱い男を、佐藤さんが熱演しました。

回答者からは、「人間味あふれるキャラクターがぴったりでした」(60代男性/東京都)、「人を引きつける力がある。初めは興味なく観たが演技に引き込まれた」(30代女性/大阪府)、「癖があるおじさんを演じていたのに不快感がなかった」(20代女性/千葉県)などの意見が寄せられました。

佐藤浩市さんに関する商品をAmazonで見る

2位:大泉洋(ちょっとだけエスパー)/49票

2位は、『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)で主演を務める大泉洋さんです。人気作家の野木亜紀子さんが脚本を担当したドラマで、完全オリジナルのSFラブロマンスを作り上げました。

大泉さんが演じたのは、会社をクビになり妻と離婚し、貯金が底をついたどん底会社員の文太。そんな文太が、「ちょっとだけエスパー」になり、仲間たちと世界を救う姿が描かれている作品です。常にひょうひょうとしている文太の性格は、大泉さんのキャラクターにピッタリではまり役に。ドラマの終盤で見せたシリアスな演技も完璧で、表現力の高さを見せつけました。

回答者からは、「持ち前の存在感と軽やかな演技で役の魅力を一気に引き上げていて、文句なしのはまり役」(40代男性/東京都)、「飄々としたユーモアと温かみのある人間味が、役柄の等身大感と絶妙に噛み合っていた」(20代女性/愛知県)、「笑える部分もシリアスな部分も違和感なく切り替わっていて、その振れ幅が作品に合っていた」(30代女性/秋田県)などの意見が寄せられました。

大泉洋さんに関する商品をAmazonで見る

1位:竹内涼真(じゃあ、あんたが作ってみろよ)/89票

1位は、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)で主演を務めた竹内涼真さんです。竹内さんは、同作で夏帆さんとダブル主演を担当。谷口菜津子さんの同名漫画が原作のドラマで、12月9日に最終回が放送されました。

竹内さんが演じた海老原勝男は、「料理は女が作って当たり前」と思っている亭主関白思考の持ち主。そんな化石男の勝男が、破局と料理を通じて人間として成長する姿が描かれたドラマでした。竹内さんは抜群の演技力で、絶妙にいらつくキャラクターの勝男を魅力ある主人公に仕上げています。何事にも素直に反省して成長する勝男が大人気となり、多くの視聴者を魅了しました。

回答者からは、「クセ強なキャラクターをうまく愛されキャラに演じられてる」(30代女性/千葉県)、「この人じゃなければ、ここまで評判が良いドラマにならなかったはず。表現力抜群で自然な演技が引き込まれる」(50代女性/愛知県)、「情熱的だがどこか不器用な主人公の役柄を、魅力的に演じきりました」(50代男性/静岡県)などの意見が寄せられました。

竹内涼真さんに関する商品をAmazonで見る

※回答者コメントは原文ママです

ゆるま 小林
この記事の執筆者: ゆるま 小林
元テレビ局スタッフ
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。 ...続きを読む
>プロフィール詳細
次ページ
9位までの全ランキング結果を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『エディントンへようこそ』を見る前に知りたい5つのこと。『ズートピア2』へと「接続」する理由

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    「まるでペットのようだったのに…」Suicaペンギン卒業で始まるロス。リュック、Tシャツ…愛用者の嘆き

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「空の絶対権威」には逆らえない!? JALの機長飲酒問題に思う、日本はなぜ「酔い」に甘いのか

  • 世界を知れば日本が見える

    【解説】参政党躍進に“ロシア系bot”疑惑、証拠なく“自民党の情報操作”との見方も