All About ニュース編集部では、「毎月の支出額やその内訳」に関するアンケートを実施しました。そこから見えてきたのは、リアルな家計の実態。本記事では、東京都調布市在住の34歳女性の回答をご紹介します。
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回答者のプロフィール
回答者本人:34歳女性在住:東京都調布市
住まいの間取り:2LDK
居住者構成:大人2人
世帯年収:夫700万円
毎月の生活費内訳
家賃:14万8000円食費:5万円
交際費:1万円
電気代:平均2万5000円
ガス料金:平均5000円
水道代:約4000円(※2カ月での請求額)
通信費:約6000円
車両維持費:所有なし
これ以外に、月々の出費が多いものを聞くと「食事代以外の飲食物代が1万5000円~2万円」と教えてくれました。
総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、2人以上世帯で世帯主が30代の場合、1カ月の平均消費支出は28万1211円、エンゲル係数は28.6%です。
「今は夫の収入だけで生活をしているので……」
現在の生活に対する考えを聞くと「出費が多いのでもう少し抑えたいです。どんどん物価が上がっていく中、あまり収入には変化がないので支出を減らす動きをせざるをえません。一応出来る範囲の節電などはしていますが他の部分の節約ももう少し頑張りたいです」と節約に関して話してくれました。将来については「状況的にすぐには難しいですが固定費を下げるため引っ越しをしたいなと考えています。今は夫の収入だけで生活をしているので私もパートなど働きに出ることも少し考えています」と告白。
「暖房を付けなくても乗り切れることも多いです」
日々の節約術については「ポイ活という言葉が世に広まる前から楽天のポイントを貯めています。近所のスーパーが買い物で楽天ポイントを付与してくれるので、なるべくそのスーパーで買い物をするようにして楽天市場かそのスーパーでポイントを使っています」と、ポイ活について言及。また、「初歩的なことですが使わない場所の電気を消す、冷暖房をなるべく使わないことも徹底しています。特に暖房に関しては1枚多めに着たり靴下を履いたりブランケットを使うなど暖房を付けなくても乗り切れることも多いです」と、光熱費の節約でも工夫していることを教えてくれました。
物価上昇や収入の変化の中で、節約や生活の見直しを重ねながら、家族の暮らしを守ろうとする回答者の姿には、今を生きる多くの家庭が抱えるリアルが映し出されていました。
※回答者のコメントは原文ママです



