横浜スタジアムの座席が360度ぐるりと「横浜ブルー」に
横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアム全体の座席カラーが、2018年度シーズンから「横浜ブルー」となる。青とオレンジが混在していた座席の改修を2016年から進め、3年越しで360度「横浜ブルー」に統一されることとなった。2018年2月28日(水)に完了予定。
これまで、2016年には6035席、2017年には6956席の座席カラーを「横浜ブルー」に変更してきた。3年計画の最終年となる2018年は、合計で8402席のカラー変更に着手することで、スタジアム全体が「横浜ブルー」に統一される。
座席の一部を跳ね上げ式やカップホルダーを備えた固定式に変更
カラー変更とともに、内野エリアの対象となる5909席(内、座席タイプ変更のみの160席を含む)はすべて座面が上がる「跳ね上げ式座席」に変更。また、外野レフト側スタンド2653席は外野ライトスタンド同様、カップホルダーを備えた固定式座席(ライト・レフトともに最前列を除く)に変更する。
広報担当者は「私たちは、より魅力的な、皆さまに愛されるボールパークを目指して今後も改修を実現してまいります。今回の座席の改修で、より快適にご観戦いただけることと思います。360度『横浜ブルー』の新たな横浜スタジアムで、ぜひお楽しみください」とコメントしている。
「コミュニティボールパーク」化構想とは
この改修は、横浜DeNAベイスターズと横浜スタジアムが進める「コミュニティボールパーク」化構想に基づく2018年改修第1弾となる。「コミュニティボールパーク」化構想は、野球が好きな人はもちろん、野球を生で観戦したことがない人も家族や友人、同僚と気軽に集い楽しめる場をつくることを目的とし、地域や職場における様々なコミュニティが「野球」をきっかけに集い、コミュニケーションを育むランドマークになりたいという思いを集約した構想。本拠地である横浜スタジアムが、横浜DeNAベイスターズというチーム、さらに横浜という街を象徴するカラー「横浜ブルー」に統一されることが重要と考え、改修を進めてきた。
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