鉄なのに錆びにくい・焦げにくい・軽いフライパン。進化を遂げた「ZERO FRYING PAN」の技術がすごい!
進化を遂げたフライパン「ZERO FRYING PAN」は、鉄製なのに軽くて錆びにくく、しかも焦げにくい! その理由には、2つの革新的な技術「エッチング加工技術」と「窒化加工技術」がありました。(執筆/All About「毎日の野菜・フルーツレシピ」ガイド:江戸野 陽子)
All About ニュース編集部
2025.08.08
フライパンは朝の弁当作りから夕飯のおかず作りと、ごはん作りの必須アイテム。料理家やプロが愛用する鉄のフライパンに憧れはあれど、重い・くっつく・手入れが面倒……なんてイメージがあって、なかなか手が出せないのでは。
軽い・くっつきにくい・手間なしと、最新技術を駆使して作られた鉄製のフライパン
そこで今回は軽い・くっつきにくい・手間なしと、最新技術を駆使して作られた鉄製のフライパンを紹介します。今回試してみた20cmは一人暮らし用に十分なサイズですが、筆者のように食べ盛りの子どもが二人いる家庭でも、ちょっとした調理に活躍します。
エッチング加工技術で焦げにくさを実現
フライパンの表面にエッチング加工技術が施されています
まずこの表面にある凸凹にご注目。ノンコーティングでもくっつかないよう、エッチング加工技術が施されています。凸凹があることで油なじみがよくなり、さらに食材と鉄の接地面に隙間を作るので、コーティングなしでもこびりつきにくくなります。
窒化加工技術で錆びにくい!
フライパンの表面には窒化加工技術も
そして注目すべき技術がもうひとつ。それが窒化加工技術です。これは、鉄の表面に窒素を熱拡散させて表面を硬くする処理のことで、航空機の部品などにも採用されている技術です。
一般的に、鉄のフライパンは錆びやすいので、以下のようなポイントに気を付けなくてはなりません。
・調理後に料理を放置せずすぐに取り出す
・使った後に水気をしっかり飛ばして乾かす
・水分を飛ばした後に油を塗ってなじませる
「ZERO FRYING PAN」は、窒化加工技術でフライパン表面に窒化層を形成させているので、表面が硬くなり、錆びに強くなっています。そのおかげで、鉄フライパン特有のメンテナンスが必要最低限で済みます。
鉄製だからこその高温調理でうまみを閉じ込める!
炒めた野菜は水っぽくならずにシャキッとした仕上がりに
鉄の熱伝導と蓄熱性を活かし、素材本来の風味を最大限に引き出す調理が可能です。
熱伝導率が高いと、素材の芯までしっかりと熱が加わり、うまみを閉じ込めたまま調理ができます。素材そのものがおいしくなるのはもちろん、短時間で調理できるので環境にもお財布にもやさしい。
強い火力が必要な炒飯や卵炒めなど、家でも本格的な中華に挑戦できます。また焼いた肉はパサつくことなくしっとりと、炒めた野菜は水っぽくならずにシャキッと仕上がりました。
豆腐ステーキに挑戦
くっつきやすい料理の代表格「豆腐ステーキ」に挑戦
筆者が個人的にくっつきやすい料理の代表格だと思っているのが、豆腐ステーキです。普段はコーティング加工済みのフライパンで作るのですが、「ZERO FRYING PAN」で作ってみました。
フライパンに油を熱し、水切りした木綿豆腐の表裏に焼き目をつけていきます。裏返したら、その横に薄切りにしたタマネギ・しめじ・ミニトマトを入れて加熱。じゅうじゅうと音を立てながらおいしそうな匂いが漂ってくると共に、豆腐の表面に焦げ目がついていきます。最後にしょうゆだれを回しかけて完成。
豆腐の焼き目が表面にくっつくことなく、きれいな焼き上がりに
豆腐の焼き目が表面にくっつくことなく、きれいに焼き上がりました! 表面がカリッ、中はふんわり。ソースに使用したミニトマトも崩れることなく、きれいな赤色をキープしたまま。調理後のメンテナンスも手間なしでした。
「ZERO FRYING PAN」は、20cm、24cm、26cm、28cmの4サイズ展開。ガスでもIHでも使用可能です。