スマートテレビ「BM-LTV75」を発売中です。50インチテレビと比べて縦横1.5倍、面積にして2倍以上の大画面を実現しながら、税抜き10万円以下の価格を実現したコスパ最強モデルです。
「チューナーレス」というのは、文字通り「テレビチューナーを搭載していない」ことを表しています。テレビなのにチューナーレスというと、ただの液晶ディスプレイのように思われるかもしれませんが、違いはGoogle TVというスマートテレビOSを搭載しており、さまざまなアプリを利用できる点にあります。動画共有プラットフォームのYouTube、NetflixやAmazon Prime Video、Hulu、Disney+(ディズニープラス)といった動画配信サービス、さらにはテレビ放送の見逃し配信サービス「TVer(ティーバー)」なども視聴できます。
BM-LTV75の電源をオンにするとGoogle TVのホーム画面が表示されるので、好きなサービスを選んで起動するか、リモコンのマイクボタンを押して見たいコンテンツのキーワードをしゃべることでコンテンツを探せます。


また、スマートテレビならではの魅力として、4Kコンテンツを存分に楽しめることが挙げられます。最近の4Kテレビは4Kチューナーを内蔵している製品が多いですが、実は4Kコンテンツを視聴するためには4K放送対応アンテナもしくはケーブルテレビ局などが提供するセットトップボックスなどを設置する必要があります。50インチ以上のテレビはほとんどが4K解像度になっているのにもかかわらず、実際には4Kコンテンツを視聴するハードルは高いのです。
BM-LTV75に限らず、スマートテレビには4Kコンテンツに対応するサービスが数多くあります。
キーワードに「4K」と入力するだけで、4K解像度の高精細な映像コンテンツを検索して視聴できます。
YouTubeやNetflix、Amazon Prime Video、Disney+(ディズニープラス)など、4Kコンテンツを視聴できるサービスは数多くあります(ただし一部のサービスは上位プランを契約する必要があります)。4Kテレビの実力を試してみたいという人は、無料で4Kコンテンツを視聴できるYouTubeから始めてみるといいと思います。
75インチの大画面は圧倒的な迫力! テレビはTVerでOK!?
筆者は自宅で55インチの4Kテレビを使っており、特に不満を持つことはありません。しかし実際に75インチの大画面を体験してみると、圧倒的な迫力を感じます。本体サイズは横1667×縦1025ミリです。4Kテレビの最適な視聴距離は画面の縦サイズの約1.5倍なので、約1.5メートルの距離があればちょうどいい画角になります。4畳半くらいもあれば1.5メートルの視聴距離を取れるので、どの家庭でも75インチテレビの設置の検討はできるでしょう。

映像の明暗差をリアルに表現するためのHDR(ハイダイナミックレンジ)規格の1つである「HDR10」や、最新サラウンドフォーマットの「Dolby Atmos」にも対応しています。
家事をしながら、パソコンで調べ物をしながら、今流れているテレビ番組をながら見したいという人には向きません。しかし、話題になったテレビ番組を逃さず視聴したいという人であれば、TVerアプリを利用することで要チェック番組をしっかりと押さえられます。もっとテレビ放送を存分に楽しみたいという人であれば、筆者のように複数のチャンネルを1週間以上にわたって録画できる「全録レコーダー」を併せて活用することをおすすめします。
筆者の場合、全録レコーダーの電源をオンにするとテレビも自動的に電源オンになり、レコーダーのチューナーでテレビ番組を視聴したり、録画番組を視聴したりしています。テレビ内蔵チューナーを活用することはほとんどありません。動画配信サービスが全盛の今だからこそ、チューナーレススマートテレビという選択肢がコスパ最強なのではないでしょうか。