サッと取り出してラクラク掃除! ゴミ収集機能も便利な「VC-SL130DS」
東芝ライフスタイルの「VC-SL130DS」は、ダストケースの中にたまったゴミやホコリを紙パックに収集する「ダストステーション」が付属するコードレススティック掃除機です。ワイパーシートを取り付けることで、拭き掃除を同時に行えるのも魅力です。
All About ニュース編集部
2024.12.10
掃除機で部屋を掃除するのはちょっと面倒で手間がかかりますが、最も面倒なのが「ゴミ捨て」ではないでしょうか。サイクロン式掃除機の場合、ダストケースにたまったゴミを捨てる際にホコリが舞ってしまったりするだけでなく、奥に残ったゴミを手で取り除かなければならない場合もあります。紙パックを使用しないのがサイクロン式の魅力ではあるものの、ゴミ捨ては面倒……そんな人にぴったりの掃除機が東芝ライフスタイルから登場しました。
東芝ライフスタイルのコードレススティック掃除機「VC-SL130DS」は、本体のダストケースに溜まったゴミやホコリを紙パックに収集できる専用の『ダストステーション』を備えた一台です。その使い勝手を実際に試してみました。
部屋のインテリアに合う落ち着いたデザインが魅力
カラーはシフォンベージュとアッシュブラックで、今回はシフォンベージュを試用しました。クリーム色に近い落ち着いたカラーリングで、白系の壁紙やカーテンでそろえた筆者宅にとても合います。ダストステーションの幅は約22.8センチとかなりコンパクトで、部屋の隅に置いても圧迫感がまったくありません。
本体と延長パイプ、ヘッド(なめらか自走ヘッド)を合わせた標準質量は約1.4キロ。1キロ前後を競う国内トップクラスの軽量スティック掃除機ほどではないものの、すっきりとしたデザインと相まって持った際にはとても軽く感じます。
なめらか自走ヘッドは、ハンドルを軽く握るだけでモーターによってグイグイと前に進んでくれます。手首を左右にひねるだけでヘッドの向きが変わるので取り回しもしやすくなっています。なめらか自走ヘッドはブラシ毛の中央部分が横糸で編み込まれている「からみレスブラシ」を採用しており、髪の毛などの絡みつきを軽減してくれます。もし毛がからまったとしても、ヘッドのカバーをワンタッチで取り外してブラシの手入れができるので安心です。
家具の下なども楽に掃除でき、ワイパーを使った拭き掃除も可能
ヘッドを浮かせずに家具の下などの掃除しにくい場所も掃除できる「床ピタ設計」を採用しており、わずか約6.3センチのすき間にも入り込めます。ロボット掃除機が掃除できる高さであればどこでも掃除が可能です。
ダストステーションに置いたままでも、延長パイプのボタンを押しながら本体を上に持ち上げると、ハンディ掃除機としても使えます。
ブラシ毛が付いた2WAYノズルも付属しているので、家具のすき間はもちろん、エアコンのフィルターなども直接掃除ができます。
さらにユニークなのが、新開発の「吸い拭き2WAYワイパー」です。
これは市販のハンディワイパー用のワイパーシートを取り付けることで、ゴミを吸引しながら拭き掃除ができるというものです。ドライタイプでもウェットタイプでも使えますが、ウェットタイプであればゴミを吸引しながらべたつきを拭き掃除ができるので、とても効率的です。
吸引したゴミやホコリをダストステーションに収集
掃除が終わったら、掃除機本体をダストステーションに置くだけで、自動的にゴミを収集してくれます。ゴミ収集だけでなく、本体フィルターに付着した細かいゴミをエアーではがす「オートエアー洗浄」も行ってくれるので、手入れもゴミ捨ても約70日に1回程度で大丈夫とのことです。こういう細かい気づかいがうれしいですね。
朝や夜に掃除をする場合、ゴミ収集時の音が気になるところです。その場合はダストステーション右上にある三日月アイコンの「吸引停止ボタン」を押すと、自動吸引を停止してくれます。スティック掃除機で掃除している時よりも音が大きいので、掃除した後に戻す際に「もしかしたらうるさいかも……」と思ったら吸引停止ボタンを押すといいでしょう。
吸引したゴミはダストステーション左側に配置した紙パックに収集されます。左側のフタを開けて紙パックを取り出すと、ワンタッチでゴミ捨てができるようになっています。
「VC-SL130DS」は、ゴミやホコリが気になったときにダストステーションからサッと取り出して掃除できるだけでなく、収納するだけでゴミを収集してくれます。ワイパーシートを使うことで拭き掃除も同時に行える上に、ゴミ捨ても楽なので、ストレスなく掃除ができる点に大きな魅力を感じました。