高パフォーマンスと利便性を凝縮!コンパクトゲーミングPC「MEGAMINI G1」をレビュー

今回はGEEKOMが新しく開発したゲーミングミニPC「Megamini G1」をご紹介。 コンパクトなボディでありながら、あらゆるゲームをプレイするのに十分すぎるほどのスペック。内部構造が覗きみえるクリアガラスのデザインも秀逸です。(執筆/All About「インターネットサービス」ガイド:ばんか)

PR
提供:GEEKOM(ギコム)株式会社
今回は、GEEKOMが新しく開発したゲーミングミニPC「MEGAMINI G1」のレビューをしていきます。
まず目に止まるのは、クリアガラスから見える液体冷却システム。このスケルトンなデザインは、ひと目見ただけで惚れ込んでしまうものでした。
1
「MEGAMINI G1」のパッケージ
2
本体の外観
積んでいるCPU・グラフィックスカードはかなりの高品質。あらゆるゲームをプレイするのに十分なスペックを有しています。片手で持てるほどのコンパクトなボディでありながら、高性能・デザイン・利便性を詰め込んだミニPC。その素晴らしさが少しでも伝われば幸いです。

MEGAMINI G1 とは

「MEGAMINI G1」は、ミニPCに特化した台湾発のメーカー「GEEKOM(ギコム)」が開発した最新のゲーミングミニPCです。

世界最小の水冷式PCで、最新の水冷システムを搭載。高スペックなCPUとグラフィックカードを有していながら、6リットル以下のサイズに収まるミニサイズ。

まさに「ハイパフォーマンスを小さなボディに凝縮したコンパクトゲーミングPC」なのです。
 

■MEGAMINI G1 の基本スペック

MEGAMINI G1 の基本スペックは以下のとおりです。
3
メーカーから発信されている主な特徴は以下の6点。後述しますが、実際使ってみたからこそ分かる、納得の特徴6選でした。

・6リットル以下の脅威のミニサイズ
・美しいデザイン!性能モニター搭載
・世界初、水冷式ミニPC
・独立型グラフィックス NIVIDIA GeForce RTX 4060
・第13世代 Core i9-13900H
・OCulink・Type-Cなど15ポート搭載

MEGAMINI G1 の特徴と使用感レビュー

それではMEGAMINI G1の特徴について、筆者の所感も含めながらご紹介していきます。

■圧倒的なデザイン

まず最初に語りたいのが、圧倒的なデザイン。
水冷システムと冷却ファンといった内部構造が、クリアガラスからのぞき見えます。筆者の好みかもしれませんが、男のロマンを形にしたようなデザインに、一目で惚れ込んでしまいました。
4
本体正面から
5
本体側面1
6
本体側面2
PCの底にはゴム足が付いていて、しっかりと固定してくれます。
6
本体底面
電源を入れると、ゲーミングPCらしいレインボーカラーに光り輝きます。
7
電源を入れるとレインボーカラーに
7
電源を入れるとレインボーカラーに(正面から)
ブラックとネイビーのシンプルなカラーリング。マットな質感で高級感に溢れています。
8
本体側面アップ
9
本体前面アップ

■ 稼働状況が分かるモニターが地味に便利
筐体の正面にはモニターが付いていて、「CPU」「GPU」「RAM」の稼働率と温度をそれぞれ表示。現在の稼働状況を教えてくれます。
16
本体上部のモニターに「CPU」「GPU」「RAM」の稼働率と温度の表示
15
「RAM」の稼働率の表示
これが非常に便利で、ゲームのプレイ環境が適しているかどうかの判断に役立ちました。
後述しますが、当マシンは高性能なCPU・グラフィックスカードを積んでいます。しかし4K画質でのプレイなどでは、GPUの稼働率が90%を超えるようになります。
プレイに支障はありませんでしたが、稼働率ギリギリでプレイするよりは余裕をもたせたほうがいいだろうと思い、筆者はフルHDでのプレイを基本としていました。
こういった判断ができるのも、モニターによる稼働状況のチェックができるからこそ。とても重宝する機能でした。

■わずか6リットルのコンパクトボディ
筐体のサイズは、「高さ:255ミリ」「縦・横:150ミリ」で、きれいな正四角柱となっています。
9
正四角柱の本体上部
重さは約3.5キログラムほど。成人男性である筆者が片手で抱え持てる程度の重さです。
「デスクトップPCなんだから、コンパクトである必要はないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、個人的にはこのコンパクトさに非常に救われました。
いままで筆者がデスクトップパソコンを避けてきたのは、それを配置できるほどのスペースを確保するのが難しかったからです。
自分の書斎や作業部屋を持っていないので、使い終わったら片付けなければなりません。そういう運用が避けられないため、デスクトップPCは半ば諦めていました。
しかし「MEGAMINI G1」なら、定位置に据え置く必要がありません。家の中の好きな場所で使用できますし、使わないときは簡単に片付けられます。
お世辞にも広いとはいえない筆者の作業デスク。折りたたみデスクなので、仕事が終わったら片付けていますが、こんな狭いスペースにも収まってくれるコンパクトさが非常にありがたかったです。
10
十分なスペースがなくても収まってくれるコンパクトさ
また、普段はモバイルモニターに繋いで使用していますが、家族が寝静まったらリビングの50インチのテレビを使いたい。そんな時にも手軽に持ち運べ、状況や環境に合わせてプレイスタイルを変化させられる。コンパクトなPCの最大の利点だと感じました。


■最新水冷システムと静音ファン
MEGAMINI G1は360ミリリットルのリザーバーを備えた水冷システムを搭載。冷却液を1分間に最大8回循環させることができます。
静音性の高いデュアルファンも備えており、デバイス内部の温度上昇を最小限に抑えてくれます。
11
本体真正面アップ
電源を入れると、これらの水冷システムが動き出し、液体が流れ、ファンが回り始めます。何度も触れますが、これらの機構がクリアガラスから見えるのが、筆者のお気に入りポイントですね。
12
水冷システムが動き出し、ファンが回り始める様子をクリアガラスから見ることができる
しかもこれがかなり静かなんです。メーカースペックを見ると「26dB以下」とのこと。実際の数値は計測できませんでしたが、かなり静かなことは間違いありません。部屋で回している扇風機よりも静かなほど。ゲームをプレイ中、音が気になったことは一度もありませんでした。

■最新のCPUとグラフィックスカードを搭載
CPUには「第13世代 Intel Core i9-13900H」を採用。
14コア20スレッドと24MBの高速スマートキャッシュを備えています。

グラフィックスカードには「NVIDIA GeForce RTX4060」を採用。DLSS 3技術によるAI加速体験とリアルなレイトレーシング効果が体感できるとのこと。

実際にゲームをプレイした感想ですが、非常に快適でした。

Steam版Dead by Daylightをプレイ。フルHDの60fpsにてプレイしましたが、その時の稼働状況が以下の通り。CPUもGPUもまだまだ余裕があります。
13
フルHDの60fpsでプレイ中の稼働状況
客観的な性能評価を行いたかったので、次はベンチマークソフトでもテスト。「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」を利用した結果が以下の画像です。

解像度がフルHDであれば「非常に快適」レベル。かなり余裕をもってプレイできます。
14
解像度:フルHD
4Kに上げても「やや快適」で、十分にプレイが可能なレベルでした。
15
解像度:4K
■接続ポートの種類・数の多さも地味にうれしい
MEGAMINI G1には以下のポートが備わっており、筐体の下部の各面にそれぞれ割り当てられています。

・USB 3.2 Gen 2ポート × 2ケ
・USB 3.1 Gen 1ポート × 2ケ
・USB 2.0ポート × 2ケ
・USB4 ポート × 2ケ
・SD 3.0カードスロット × 1ケ
・最大63GB/sをサポートするOculinkポート × 1ケ
・3.5mm ヘッドホンジャック × 1ケ
・2.5G有線ネットポート × 1ケ
・HDMI 2.0ポート × 1ケ
18
備わっているポート1
19
備わっているポート2
20
備わっているポート3
ラインアップが豊富で、これだけ充実していれば、どんな使い方をするにしても事足りるのではないかと思います。少なくとも筆者が使う範疇(はんちゅう)では、不便さを感じることは一切ありませんでした。

Megamini G1 の 次に期待したいポイント

あらゆる面で120%の満足度だったMEGAMINI G1。特に不満や残念ポイントはないのですが、「こうだったらより良かったかもしれないなぁ」と思うポイントをお話しします。

■ ライトの調整
電源を入れるライトが点灯し、起動している間はずっとレインボーカラーが光り輝きます。日中は別に気にならないのですが、夜にギラギラとしたライトは目が疲れてしまいます。また、家族からは「主張が激しすぎる」という意見もありました。なので、カラーや明るさをユーザー自身で調整できるようになればいいのになと感じました。

■ モニターのパターンの設定
ふたつ目は、稼働状況を表示してくれるモニターについて。モニターでは「CPU」→「GPU」→「RAM」→「一覧」の4画面が3秒ぐらいごとに切り替わります。この順番とタイミングは固定となっており、一度見逃すと、一巡するまでただ待つしかありません。モニターに表示する内容や順番をユーザーが自由に変えられたり、固定で表示させる項目を設定できたりすれば、より利便性が高まるように感じました。

最後に

MEGAMINI G1は、コンパクトなボディに高性能なマシンを凝縮した、素晴らしいゲーミングPCでした。
スペックや性能はもちろんですが、コンパクトであることが、ここまで利便性に影響するものだとは思いませんでしたね。ゲーミングPCを探している方にはぜひおすすめしたいマシンです。



■ご参照:商品価格
スーパー早割20名【Makuake限定・20%OFF】
I7 13620H 32GB+1TB:219,900円(税込)
I9 13900H 32GB+2TB:239,900円(税込)

早割150名【Makuake限定・15%OFF】
I7 13620H 32GB+1TB:229,900円(税込)
I9 13900H 32GB+2TB:249,900円(税込)

【Makuake限定・10%OFF】残り80個
I7 13620H 32GB+1TB:239,900円(税込)
I9 13900H 32GB+2TB:269,900円(税込)


■GEEKOM(ギコム)株式会社より
·製品のBIOSをパフォーマンスモードに設定することをお勧めします。これにより、ゲームテストのパフォーマンスが向上する可能性があります。
·MEGAMINI G1の設計の主旨により、携帯性は比較的後回しにされています。もし、搬送や外出時に水冷システムの漏れが発生した場合は、GEEKOM(ギコム)株式会社にご連絡ください。

注目リンク

提供:GEEKOM(ギコム)株式会社
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

注目リンク